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ドコモがIoT向け新料金プラン「ImoT」7月1日に提供 安価な低速から大容量まで3プラン
NTTドコモは、7月1日から新しいIoT向け料金プラン「ImoT」を提供開始。大容量データ通信向け「ImoT」からSMS利用なしで安価な「ImoT ミニ」まで3プランからニーズに合わせて利用できる。
NTTドコモは、7月1日からLTE通信で利用できる新しいIoT向け料金プラン「ImoT」を提供開始する。金額は全て税込み。
「ImoT」は3GBまで月額990円、3〜15GBまで月額2750円で利用でき、遠隔での映像/画像監視などを想定した大容量データ通信向けプラン。「ImoT ミニ」は700MBまで月額385円、700〜1.5GBまで月額1045円で利用できる低速利用者向けプランで、扉などの開閉監視、河川水位監視など異常検知などを想定する。「ImoT ミニ(SMSなし)」はSMSは利用できないが、700MBまで月額330円、700〜1.5GBまで月額990円になる。
当月の利用可能データ量を超えた場合、当月末までの通信速度が上り/下り最大512kbpsとなる。別途「1GB追加オプション」または「スピードモード」を申し込めば各料金プランの通常速度となる。サービスの利用には「IoT NET」「mopera U」などのプロバイダ契約、または「アクセスプレミアム」などの直収サービスの契約が必要だ。
これに伴い、「IoTプラン」「IoTプランHS」「LPWAプランSS」「LPWAプランS」は6月30日に新規申し込みを終了する。
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