日陰の駐車場はどこ? その疑問、ナビタイムがカーナビアプリで解決
駐車場の場所は地図アプリで確認できても、日陰の場所までは調べられない……。そんな悩みをナビタイムジャパンが解決した。ナビタイムジャパンのカーナビアプリ「NAVITIMEドライブサポーター」で7月2日から、新機能「日陰駐車場マップ」を利用できるようになった。
日陰の駐車場に駐車したい。駐車場の場所は地図アプリで確認できても、日陰の場所までは調べられない……。そんな悩みをナビタイムジャパンが解決した。
ナビタイムジャパンのカーナビアプリ「NAVITIMEドライブサポーター」で7月2日から、新機能「日陰駐車場マップ」を利用できるようになった。
利用方法はこうだ。地図のメニューから地図を「日陰駐車場」に切り替える。すると、地図上に建物の日陰と、時間帯によって日陰のある駐車場が表示される。画面下部のスライダーを動かせば、その日の7時から17時までの日陰を1時間ごとに確認できる。
屋外の平面駐車場で日陰となる場所だけでなく、立体駐車場や地下駐車場も表示されるため、同社は日差しを考慮して駐車場を探せるとしている。
地図上の日陰情報は、建物の高さと日毎の時間別太陽高度などから日陰部分を独自に算出し、表示する。同社は、日なたと日陰に駐車した場合の車内温度を比較し、日陰の方が6度低いという日本自動車連盟(JAF)による調査結果を挙げ、地図上で日陰の位置を見ながら駐車場を探せるようにすることで、快適で安全なドライブをサポートするとしている。
蒸し暑い夏になると、灼熱地獄の車内に置き去りにされた子どもの死亡事故に関する報道が増える。NAVITIMEドライブサポーターの日陰駐車場マップは、そうした事故の激減に一役買うだろうか。どのように活用されるのか見ものだ。
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