「ポケモンGO」の仙台イベントに子どもと参加 スマホや回線のトラブルにどう対処した?:5分で知るモバイルデータ通信活用術(1/2 ページ)
5月30日から6月2日まで開催された「Pokemon GO Fest 2024 仙台」。既に編集部員による体験レポートが掲載されていますが、実は筆者も家族で楽しんできました。しかし、道中にトラブルがあったので、今回はその辺のお話しをできればと思います。
5月30日から6月2日まで、仙台市で開催された、Pokemon GO(以下「ポケモンGO」)のイベント「Pokemon GO Fest 2024:仙台」に、小学生の子どもを含む家族で参加してきました。
おおむね楽しめたものの、道中ではスマホや通信回線にまつわるトラブルがいくつか発生しました。今回の「5分で知るモバイルデータ通信活用術」は、普段と少しカラーを変えて、筆者なりに本イベントのレポートをできればと思います。
アプリが強制終了するトラブル どうする?
ポケモンGOのイベントには過去にも参加したことがありますが、今回は日帰りでの参加ということもあり、特別な準備はせずに会場へと赴きました。
スマートフォンと通信回線ですが、長男には「iPhone SE(第2世代)」と楽天モバイル回線を組み合わせたものを、次男には「iPhone 8」にNTTドコモ回線(純正)を組み合わせたものを持たせました。端末はどちらも5G非対応ですが、都内で特定箇所、あるいは通信が混み合う時間に使わない限りは大きな不便を感じません。
今回のイベントは仙台という大都市の近郊にある公園(七北田公園)で開催されます。「通信回りが厳しいことになることはないだろう」とのんきに考えて会場に向かいました。しかしそこはポケモンGOのイベント。全国各地からトレーナーが集まり、普段通りには行きませんでした。
東京駅から新幹線で仙台駅に到着すると、周辺にはイベント参加者とおぼしき人でにぎわっていました。メイン会場である公園の他、仙台市内の各地で楽しめるイベントがあったためでしょう。
やっとゲームができる――意気込む子どもたち。ゲームを始めようとしたのですが、次男のiPhone 8で、バトルに参加しようとするとほぼ確実にアプリが強制終了してしまうトラブルが発生しました。
ありがちな「アプリの応答が悪くなる」「アクセスが集中してバトルが始まらない」というわけではなく、とにかくバトルを始めようとするとホーム画面に強制送還されてしまうのです(iOSの場合、アプリが強制終了されると、アラートを出さずにホーム画面に戻す)。
アプリのログアウトからの再ログイン、アプリの削除からの再インストールなど、思いつく解決策を試してみたものの、一向に改善する兆しはありませんでした。
このトラブルは他のスマホでは発生しなかったので、端末そのものか通信回線のどちらかに問題があるようです。移動中に段々と落ち込んでいく次男を見ていると「これはどうにかしないといけないな……」と思い至りました。
そこで、普段は筆者が使っている「Pixel 8 Pro」を取り急ぎ設定して、次男に渡すことにしました。このPixel 8 Proには主回線として楽天モバイルを、サブ回線にmineoを入れてあります。
すると、メイン会場の公園はもちろん、仙台市内の各地でも安定してプレイできました。
このとき「Pixel 8 Pro」は主回線として楽天モバイルを、サブ回線にMVNOの「mineo」を設定していましたが、仙台市内でもメイン会場となった公園でも、前述の組み合わせよりも安定してプレイできるようになり、徐々に笑顔を取り戻していきました。
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