1億画素カメラ搭載で約4万円 Xiaomi「Redmi Note 13」シリーズ、海外では4Gの格安機も:山根康宏の海外モバイル探訪記
Xiaomiが日本で販売中の「Redmi Note 13 Pro+」「Redmi Note 13 Pro」は、それぞれProの名前を冠しています。海外では「Redmi Note 13 5G」に加え「Redmi Note 13」も販売されています。2機種の違いを見ていきましょう。
Xiaomiが日本で販売中の「Redmi Note 13 Pro+」「Redmi Note 13 Pro」は、それぞれProの名前を冠しています。ということはProのないモデルもラインアップにあるということです。海外では「Redmi Note 13 5G」に加え「Redmi Note 13」も販売されており、国によってはこれら全ての4つのシリーズが店頭に並んでいます。
Redmi Note 13 5GはプロセッサにMediaTekのDimensity 6080を搭載します。バッテリーは5000mAhで33Wの急速充電に対応。ディスプレイサイズは6.67型でProモデルと同じですが、解像度は1080×2400ピクセルと1ランク落としています。
Redmi Note 13 ProとPro+は2億画素のカメラを搭載していますが、Redmi Note 13 5GとRedmi Note 13は1億800万画素とやや性能を落としています。とはいえ、1億クラスの画素数でも十分高スペック。800万画素の超広角カメラと200万画素マクロカメラ、1600万画素のインカメラは4シリーズ共通性能です。背面デザインはテクスチャーを施した仕上げで意外と美しく、高級感もあります。
ブルーのモデルも同様に背面は美しく、価格の安さを感じさせません。なお、香港では1999香港ドル(約4万円)で販売されています。
本体上部にはヘッドフォン端子も備えています。価格を抑えたモデルだけに、Bluetoothヘッドフォン以外も使えるようにしているわけです。
本体の厚みは7.6mmと薄く、重量も174.5gと軽量仕上げ。実際に持ってみるとかなり軽く、女性や子どもにも優しい製品といえそうです。
カメラは前述したように1億800万画素のメインカメラの他、超広角800万画素とマクロ200万画素を搭載。通常は1200万画素相当で撮影されますが、1億800万画素で撮影して一部を切り抜けば望遠撮影と同様に遠距離の被写体を写し出せます。日中撮影ではこの1億800万画素モードでの撮影はぜひ活用したいもの。
Redmi Note 13はRedmi Note 13 5Gの4Gモデルです。プロセッサはQualcommのSnapdragon 685を採用。ディスプレイやバッテリーはRedmi Note 13 5Gと変わりません。本体サイズは若干異なり、わずかに全体サイズや重量が増えています。このあたりは価格を抑えるための設計変更で、香港での販売価格は1499香港ドル(約3万円)です。
両モデルの背面のカメラデザインは異なっています。また同じブルー系の色同士で比べてみても、色や背面仕上げが異なっています。性能だけを変えるのではなく、カラーリングも変えることで製品バリエーションを増やしているわけです。Xiaomiは「これでもか」というくらい製品種類を増やすことで、AppleやSamsungを抜く日を虎視眈々(たんたん)と狙っているのでしょう。
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