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より“確度”の高い本人確認を――デジタル庁が「マイナンバーカード対面確認アプリ」を作った理由と使い方を説明(3/3 ページ)
デジタル庁が「マイナンバーカード対面確認アプリ」に関する説明会を開催した。説明会では、アプリが作成された背景と、使い方が説明された。
他の「ICチップ付き本人確認書類」にはどう対応する?
名前の通り、マイナンバーカード対面確認アプリは「マイナンバーカードを使った、対面での本人確認」で使うためのアプリだ。他の本人確認書類のICチップの読み取りには対応しない。
ICチップが内蔵された本人確認書類のうち、日本に中長期滞在する外国籍の人が利用する「在留カード」「特別永住者証明書」については、所管する出入国在留管理庁が「在留カード等読取アプリケーション」というデータの読み出し用アプリを用意している。こちらは、マイナンバーカード対面確認アプリとは異なりPC版も用意されている(※5)。
- →Android版
- →iOS(iPhone)版
- →Windows版(x64/Arm64対応)
- →macOS版(Apple Silicon搭載モデル向け)
(※5)Windows版とmacOS版は、それぞれのプラットフォームで利用できる「拡張APDU」対応のNFC Type-Bリーダーを別途用意する必要あり
一方、運転免許証については、公的機関によるICチップのデータ読み出しアプリは用意されていない。民間企業が読み出せるアプリを用意しているものの、読み出しには免許の発行(更新時)に設定した2種類の暗証番号を入力しないといけない。デジタル庁では「ニーズがあれば、所管省庁と相談しつつアプリを用意したい」という。
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