バッテリーレスで「熱暴走しない」車載Wi-Fiルーター発売 10GB付きで1万9800円
カウスメディアのモバイルWi-Fiサービス「リチャージWiFi」は、8月10日にバッテリー非搭載のモバイルWi-Fiルーター「MD1」を発表した。主に車載利用を想定した製品で、USBケーブルやシガーソケットを利用し、電源を確保する必要がある。買い切りのため、月額料金はかからない。
カウスメディアのモバイルWi-Fiサービス「リチャージWiFi」は、8月10日にバッテリー非搭載のモバイルWi-Fiルーター「MD1」を発表した。主に車載利用を想定した製品で、USBケーブルやシガーソケットを利用し、電源を確保する必要がある。買い切りのため、月額料金はかからない。
パッケージはMD1にデータ容量を付帯したもの。価格は10GBのデータ容量を1年間使えるプランが1万9800円(税込み、以下同)、100GBのデータ容量を30日間使えるプランが2万1980円、100GBのデータ容量を1年間使えるプランが2万4980円となっている。
本製品は「エンジンをかけたら自動的に電源がONになり、エンジンを切ったら電源をOFFになるようにしたい」「バッテリー膨張が気になる、熱暴走が怖い」などという声を受けて開発。バッテリー非搭載にしたことで、電源さえ確保できればすぐに起動し、バッテリー寿命やバッテリー切れを心配する必要がない。
SIMはクラウドSIMとnanoSIMをサポートしている。クラウドSIMは通信事業者のSIMカードを“仮想化”したもので、現在地に最適な「仮想SIMカード」を専用サーバからダウンロードした後、通信する仕組み。nanoSIMは抜き差しが可能なSIMカードだ。
ボディーサイズは約48(幅)×87(高さ)×13(厚さ)mm、重量は約47gだ。動作温度はマイナス20度〜60度。USB Type-Cポートの数は1つのみとなっている。
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