マッチングアプリ「ペアーズ」、マイナンバーカードで本人確認が可能に

エウレカは、運営する恋活＆婚活マッチングアプリ「Pairs」でマイナンバーカードの公的個人認証サービスを利用したオンライン本人確認（eKYC）に対応。認証が完了すると本人確認バッジを取得できる。

[エースラッシュ，ITmedia]

　エウレカは、8月22日に同社が運営する恋活＆婚活マッチングアプリ「Pairs（ペアーズ）」でマイナンバーカードの公的個人認証サービスを利用したオンライン本人確認（eKYC）へ対応。運転免許証などの公的書類と、顔を撮影する従来の本人確認手法に加えて導入する。

利用フロー

　本人確認でマイナンバーカードのICチップ読み取りを利用する場合は「マイナンバーカード スキャン認証」を選択。ユーザーはマイナンバーカードのパスワードとカード記載情報（生年月日、有効期限の西暦、セキュリティコード）を入力し、スマートフォンへマイナンバーカードをかざせば本人確認が完了。認証が完了すると本人確認バッジを取得できる。

　生年月日、性別、顔写真を公的データとして取得するが、行政サービスに利用する「マイナンバー（個人番号）」は一切使用せず、入力したマイナンバーカードのパスワードは保存しない。生年月日の情報は法律で事業者に義務付けられている「利用者が児童ではない」ことを確認する目的で取得し、18歳未満の未成年者によるアプリ利用を防ぐという。

マイナンバーカード情報の取り扱い