ダイソーで550円の「薄型Type-Cハブ」はどう使う? AndroidスマホならPCからのデータ転送が便利になる:100円ショップのガジェットを試す
100円ショップなどで購入できるガジェットを実際に購入し、試してみる連載。今回はダイソーにおいて550円で販売されている「薄型Type-Cハブ」を試してみた。本来USB Type-C対応のPCで使用するものだが、Androidスマホで使うとPCなどとのデータ転送がUSBメモリを介して行えるようになる。
最近、いわゆる「100円ショップ」でスマートフォンやPCを便利に使えるアクセサリー類がよく販売されている。その“実力”はいかほどのものか……?
今回は、ダイソーにおいて550円で販売されている「薄型Type-Cハブ」を試してみる。
おことわり
本記事に掲載されている商品は、全ての店舗で販売されているとは限りません。また、全ての携帯電話/タブレット/PCでの動作を保証するものではありません。
USB 3.2 Gen 1ポート×1とUSB 2.0ポート×2を装備
本製品は100mmのケーブルの先に、USB 2.0 Standard-Aポートが3基、USB 3.2 Gen 1(USB 3.0)Standard-Aポートが1基用意されているUSB Type-Cハブだ。USB Type-Cポートから複数のUSB Standard-Aポートを増やすというシンプルなUSB Type-Cハブだ。USB PD(Power Delivery)を含むUSB Type-Cポートは備えていないが、値段を考えたら当然といえば当然だろう。
USB 3.2 Standard-Aポートは理論上最大5Gbpsの転送が可能だ。実際に「Google Pixel 7 Pro」と、5Gbps転送が可能なUSB 3.2 Gen 1接続のUSBメモリを接続して500MBのファイル群を転送したところ、メモリからPixel 7 Proに10秒、Pixel 7 Proからメモリに20秒でデータ群を転送できた。
計算すると200〜400Mbpsで転送できているが、これは接続するメモリや端末で変わりそうだ。またこのハブであれば、有線マウスやコントローラー、キーボードを接続してもよさそうだ。厚み7.5mmと薄型かつ小型で、カバンのポケットなどに入れて運びやすいのも魅力といえる。
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