3D撮影できるAndroidデバイス「XREAL Beam Pro」に5G対応モデル登場
XREALはスマートグラスの「XREAL Air 2」「Air 2 Pro」のコントロールデバイス「XREAL Beam Pro」に5G対応モデルを追加した。9月26日から「幕張メッセ」で開催される「東京ゲームショウ2024」にて実機を披露する。価格は4万7980円(税込み)となっている。
XREALはスマートグラスの「XREAL Air 2」「Air 2 Pro」のコントロールデバイス「XREAL Beam Pro」に5G対応モデルを追加した。9月26日から「幕張メッセ」で開催される「東京ゲームショウ2024」にて実機を披露し、同日10時に予約販売を開始する。価格は4万7980円(税込み、以下同)だ。
XREAL Beam Proは背面のカメラで撮影した3Dの動画/静止画をAirシリーズでそのまま楽しめる。主にコントローラーとして機能する先代の「XREAL Beam」とは大きく異なり、撮影から視聴体験に即時誘導するようなデバイスとなっている。
OSはAR向けに最適化されたAndroid 14ベースの「nebulaOS」で、プロセッサには「Snapdragon spatial companion processor」を採用した。メモリは8GB、ストレージは256GBを搭載。外部メモリスロットには最大1TBのmicroSDを搭載できる。カメラは60FPSのハイフレームや30FPSの手ブレ補正に対応する。バッテリーの容量は4300mAh。ボディーサイズは約75.55(幅)×162.84(高さ)×10(厚さ)mmで、重量は約208gとなっている。
なお、5G対応モデルは「SMS/メッセージには対応しているが、音声通話は利用できない」(同社)という。
同社はXREAL Beam Proの5Gモデルの発表に先立ち、6月19日にWi-Fiモデル(3万2980円から)を発表。同日の発表会で、プロダクトマネージャーの高天夫氏は「6月19日時点において日本国内での発売はない」としつつも、「今後予定しているが、時期は未定」と述べていた。
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