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AIも使えるコスパ重視モデル「Galaxy S24 FE」は、どういう位置付け?山根康宏の海外モバイル探訪記(2/2 ページ)

9月に「Galaxy S24 FE」が発売しました。

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 本体サイズは162(幅)×77.3(奥行き)×8(高さ)mm、重さ216gです。FEモデルはコストを抑えているため、若干重みが増しています。一方で、サイズはGalaxy S23 FEの8.2mmよりわずかに薄くなりました。

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厚みは8mmと、前モデルより薄くなった

 SIMカードスロットは本体上部に配置されています。これはGalaxy A55やGalaxy A35と同等であり、ベースの本体設計はAシリーズに合わせているのでしょう。

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上部にあるSIMカートスロット

 カメラUIはSamsungの上位モデルと同様です。写真のサイズ切り替えや動画モードの切り替えなどは使いやすく、SamsungのOne UIの使いやすさを感じさせます。なお、Samsungは8K TVも海外で展開していますが、それもあってか、Galaxy S24 FEのカメラは8K動画も撮影できます。

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カメラのUIはSamsungの他モデルと同様です

 AI機能も上位のGalaxy S24シリーズと同等です。画像の生成AIによる移動や消去機能も使えるので、写真撮影をより楽しめます。

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画像処理に生成AIも利用できる

 オンデバイスで利用できる翻訳機能や、Googleの「かこって検索」にも対応しています。Samsungは1月に発表したGalaxy S24シリーズを「AIスマートフォン」と名付けましたが、同じS24シリーズに属するGalaxy S24 FEも、同等機能を使えるのです。

 日本市場にFEモデルは登場しませんが、海外でのSamsungスマホのラインアップを広げるモデルとして、クリスマスシーズンには一定の売り上げが期待できるでしょう。

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AIスマートフォンと呼べる機能を多数搭載

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