「Apple純正」は伊達じゃない シンプルなのに使い勝手の良さが光る「MagSafe対応iPhone 16シリコーンケース」を試す オリジナルアニメーションもある!(1/5 ページ)
iPhone 16シリーズが発売されて1カ月以上が経過した。未だにどのケースにしようかと悩んでいる人もいるだろう。今回、Apple純正の「MagSafe対応iPhone 16シリコーンケース」を試したので、価格なりの良さがあるか、またカメラコントロールまで覆うデザインで使い勝手は変わるかどうかを紹介していきたい。
iPhone 16シリーズの販売開始からはやひと月が経過した。本誌でiPhone 16シリーズを購入したらやるべきこと5つの中に「ケースを買い替える」という項目があったが、筆者はいまだにケースを決められないでいる。つまり裸のまま持ち歩いているのだ。
→・「iPhone 16シリーズ」を購入したらやるべき5つのこと ケースは使う? 充電器はUSB Type-CでSIMカード変更の可能性も
そんな筆者を見かねて編集部から「取りあえず試してみましょうよ」と送ってもらったのが「MagSafe対応iPhone 16シリコーンケース」だ。販売価格は7980円である。もちろんお遊びではないので、それ以外にも「MagSafe対応iPhone 16 Plusシリコーンケース」と「MagSafe対応iPhone 16 Pro Maxクリアケース」も一緒に送られてきた。
Appleが販売するこれらの純正ケースは、iPhone 16シリーズで採用された「カメラコントロール」と「シームレスに連携」するらしい。実際のところ、使い勝手に影響は出るのだろうか。早速見ていきたい。
編集部から送られてきた「MagSafe対応iPhone 16シリコーンケース」(写真左)、「MagSafe対応iPhone 16 Plusシリコーンケース」(写真中)、「MagSafe対応iPhone 16 Pro Maxクリアケース」(写真右)
美しい発色と硬めの質感
パッケージの裏にある小さな文字は使い方……ではなく、上の方には製品名、下の方には製品名や1個入りであること、メーカーなどの情報が記載されている。
封緘(ふうかん)のようなシールをペリッと剥がしてタブを引っ張ると、“スターフルーツ”カラーのMagSafe対応iPhone 16シリコーンケース(以下、iPhone 16ケース)が姿を現した。裏側を見ながら封を開けるので、その状態でケース正面が見られるようにしているのは、封書で送る際のビジネスマナーを思い起こさせられているような気がして身が引き締まる。
「シリコーンケース」というからには、フニャフニャとした感触なのだろうと想像していたのだが、思いの外かっちりしている。Appleの製品紹介ページによれば、「55%再生シリコーン」とのこと。シリコーンのうち55%が再生シリコーンなのか、それとも製品全体の55%を再生シリコーンが素材として占めているのかはっきりしないが、再生シリコーン以外の何かがこの硬さを作り出しているのだろう。
iPhone 16ケースの内側はシリコーン素材ではなくマイクロファイバーが貼り付けられている。長期間の密着によるシミを防げる上、適度なクッション性もあるので、手から滑り落ちてしまったiPhoneの保護にもなりそうだ。
純正ともいえるiPhone 16ケースの最大の特徴は、iPhone 16本体のカメラコントロールを覆うサファイアクリスタル採用の「サファイアキャップ」があることだろう。これは導電層を重ねたもので、薄く、一見すると金属のようだ。内側から押すと反発するので、iPhone 16の他のボタンを覆う部分と異なり、バネ式なのが分かる。
では、早速装着してみよう。
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