NECPCのAndroidタブレット「LAVIE T11」(ハイスペックモデル)が一新 「Google Pay」のNFC決済も利用可能
NECパーソナルコンピュータのAndroidタブレット「LAVIE T11」(ハイスペックモデル)がモデルチェンジする。タッチ決済に対応するNFC Type-A/Bポートを搭載しており、対応しているクレジットカード/デビットカード/プリペイドカードをGoogle Payに登録すれば、タッチ決済も利用できる。
NECパーソナルコンピュータ(NECPC)は11月15日、Wi-Fi専用の11.45型Androidタブレット「LAVIE Tab T11(T1175/JAS)」を発表した。想定販売価格は6万5780円前後となる。
LAVIE Tab T11(T1175/JAS)の概要
11型台前後のLAVIE Tab T11には「スタンダード(エントリー)」「ハイスペック」「ハイエンド」の3ラインが用意されている。今回登場するT1175/JASはハイスペックラインの新モデルで、直接的には2023年4月に発売されたT1175/FASの後継となる。
SoC(System on a Chip)はQualcommの「Snapdragon 685」(CPUコア計8基)で、メモリは8GB(LPDDR4X規格)、ストレージは256GBを備える。microSDメモリーカードも搭載可能だ。OSはAndroid 14をプリインストールする。
ディスプレイは2000×1200ピクセル(アスペクト比5:3)の11.45型液晶で、タッチ操作に加えてペン入力にも対応する(ペンは別売)。
カメラはアウト(背面側)がオートフォーカス(AF)対応の約1300万画素センサー、イン(画面)側が固定フォーカスの約800万画素センサーを備える。スピーカーは4基構成で、Dolby Atmosによるサラウンド再生にも対応する。内蔵マイクは2基構成だ。
ポート類は、右側面にUSB 2.0 Type-C端子とイヤフォン/マイク端子を備える。USB 2.0 Type-C端子は充電端子を兼ねている。ワイヤレス通信はWi-Fi 6(IEEE 802.11be)とBluetooth 5.3に対応する。GPSに対応しているため、地図アプリも利用可能だ。
本製品は背面にNFCポートを用意しており、NFC Type-A/Bを使った決済サービスも利用可能だ。Google PayにVisa/Mastercard/JCBのタッチ決済(EMVコンタクトレス決済)対応のカードを登録してある場合は、「Google ウォレット」アプリを通してタッチ決済を使える。「マイナポータル」アプリを使って個人番号カード(マイナンバーカード)の読み取りもできる。
タッチ決済にも利用できるNFCポートを備えている(画像にはAmerican Expressのロゴも含まれているが、現時点では日本のGoogle ウォレットでAmerican Expressのタッチ決済は対応していない。また、それ以外のブランドのカードでも、発行会社によって対応の可否は異なる)
本体サイズは約268.7(幅)×169(高さ)×7.2(厚さ)mmで、重量は約520gとなる。バッテリー容量(定格値)は8600mAhで、オンラインの動画再生時で最長12時間の連続再生に対応する。
アクセサリー類
LAVIE Tab T11(T1175/JAS)には、以下の別売アクセサリー類が用意される。★印が付いているものは、本製品に併せて発売される新製品だ(それ以外は別モデルと共通の既存品)。
- タブレットカバー(PC-AC-AD050C)★:想定価格7678円前後
- ガラス保護フィルム(PC-AC-AD051C)★:想定価格2728円前後
- ワイヤレスキーボード(PC-AC-AD049C):想定価格1万6280円前後
- デジタルペン3(PC-AC-AD042C):実売価格1万2000円弱
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