郵便局で「ゆうゆうポイント」始動 あえて「共通ポイントを狙わない」ワケ(1/2 ページ)
日本郵政グループの日本郵政と日本郵便は11月18日、「ゆうゆうポイント」のサービスを開始する。来局でポイントがたまり、郵便局ならではの限定商品との交換などに利用できる他、ポイントを家族間で共有することも可能だ。15日、日本郵政 本社 DX戦略部 部長の杉崎猛氏と部付部長の石井大樹氏がサービスの概要と狙いを語った。
日本郵政グループの日本郵政と日本郵便は11月18日、「ゆうゆうポイント」のサービスを開始する。来局でポイントがたまり、郵便局ならではの限定商品との交換などに利用できる他、ポイントを家族間で共有することも可能だ。15日、日本郵政 本社 DX戦略部 部長の杉崎猛氏と部付部長の石井大樹氏がサービスの概要と狙いを語った。
ゆうゆうポイントとは何か どこでたまり、何に利用できるの?
郵便局は2024年9月末時点で全国に2万3512局ある。全国の郵便局を拠点に、郵便、物流事業、銀行業、生命保険業などの事業を営む日本郵政グループは中期経営計画「JP ビジョン2025+」で重点的な取組として「DXの推進によるお客さま体験価値の向上」を掲げており、その実現に向けた一歩が日本郵政グループ独自のポイントサービス、ゆうゆうポイントだ。
ゆうゆうポイントの利用には日本郵便が無料で提供する会員ID「ゆうID」への登録が必要で、郵便局を訪れた際、郵便局アプリでカメラを起動し、窓口の来局用POPを読み取ると1人につき1日1ポイントを獲得できる。2025年春以降には郵便局窓口での物販商品の購入や、ゆうパックの差し出しによりポイントがたまるようになる。
ためたポイントはゆうゆうポイントのサイトで郵便局ならではの限定商品である「ぽすくまのレターセット/ブランケット」「ゆうゆうポイントデビュー記念限定フレーム切手」「郵便局オリジナルマスキングテープ」などとの交換や、抽選の応募に利用できる。ゆうゆうポイントを利用できるサービスは今後拡大予定だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
郵便局がキャッシュレス決済を導入 コード決済も利用可能
郵便局の郵便窓口が、2月3日にキャッシュレス決済へ対応。 郵便料金や切手などの購入、物販商品の支払いにクレジットカード、非接触決済、コード決済を利用できるようになる。
ゆうちょ銀行、アプリなどの利用でポイント進呈 10月1日から対象サービス拡充
ゆうちょ銀行が4月に始めた「ゆうちょPay ポイントプログラム」制度。同社は10月からこの対象のサービスなどを追加する。進呈ポイントを大幅に拡充する。
「ゆうちょPay」を使ってみた どんなメリットがある? 不満点は?
ゆうちょ銀行は5月8日にコード決済サービス「ゆうちょPay」を開始した。スマホアプリからQRコードを提示すれば、ゆうちょ銀行の口座から決済金額が即時引き落とされる。早速使ってみたので、利用方法や所感をまとめた。【訂正】
「郵便局アプリ」提供開始 送り状作成がアプリで完結、郵便局の混雑状況の可視化も
日本郵政と日本郵便は10月12日、「郵便局アプリ」の提供を始めた。公式のアプリとしてApp StoreとGoogle Playで無料配信されている。荷物の配送状況の確認や送り状の作成などが簡単に行えるという。
「楽天モバイル 郵便局店」ってどんな感じ? 見に行ってみた
楽天モバイルが6月、首都圏の10の郵便局に「楽天モバイル 郵便局店」を開設した。8月末までの試行という扱いだが、どのような感じなのか、見に行ってみた。




