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120W充電対応、MediaTek製高性能プロセッサ搭載のvivo「iQOO Neo10 Pro」:山根康宏の海外モバイル探訪記(2/2 ページ)
「iQOO Neo10 Pro」を簡単に紹介しましょう。
Neoシリーズは背面をツートンカラー仕上げにしたモデルを代表カラーとしています。こちらのオレンジモデルも独特の仕上げです。バッテリーは6100mAhと大容量で、120Wの急速充電にも対応します。
サイズは約162.92(幅)×75.40(奥行き)×8.10(高さ)mm、重さは約206gです。デュアルカメラは5000万画素と悪くない性能ですが、カメラの出っ張りはあまり大きくありません。背面デザインは最近はやりの円形カメラベゼルではなく、シンプルに上下配置にしています。
ターゲットはゲームユーザーなので、カメラ性能はあまり求められていないかもしれません。とはいえ、カメラは望遠こそないものの、広角、超広角どちらも5000万画素なので、暗所でのワイド撮影にも強くなっています。8K撮影にも対応しており、性能は良好です。AIによる画像や動画加工機能も搭載しています。
vivoはメインラインの「X」シリーズも十分高性能でカメラ性能も高いのですが、ゲーミング向けかつ若い世代向けにiQOOシリーズを展開することで、中国でのシェア拡大に努めています。vivoのサブブランドでありながらvivoのメインモデルとは異なる魅力で、このiQOO Neo10 Proも中国で人気モデルになっています。
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