スマホ決済はPayPay、クレカは楽天カードが最多 MMDが決済・金融サービスの利用動向を調査
MMD研究所は「2025年1月決済・金融サービスの利用動向調査」の結果を発表。普段利用している支払い方法やクレジットカード、銀行口座、証券会社などについて聞いている。
MMD研究所は、2月13日に「2025年1月決済・金融サービスの利用動向調査」の結果を発表した。対象は18〜69歳の男女2万5000人で、調査期間は1月10日〜1月14日。
直近1カ月の普段利用している支払い方法を割合で聞いたところ「現金」が77.0%、「クレジットカード」が57.0%、「QR/バーコード決済」が46.7%となった。年代別でみると、現金は10代、クレジットカード、非接触の電子マネー、クレジットカードブランドのタッチ決済は60代、QR/バーコード決済は40代、デビットカードは20代がそれぞれ最多となった。
現在利用しているクレジットカード(複数回答)は「楽天カード」が53.6%、「PayPayカード」が20.3%、「イオンカード」が19.6%となった。
スマホ所有者の72.5%がQR/バーコード決済を「利用している」と回答し、現在利用しているQR/バーコード決済は「PayPay」が65.1%、「楽天ペイ」が36.0%、「d払い」が28.6%。同様にスマートフォン式の非接触決済は37.4%が「利用している」と回答し、現在利用している非接触決済は「モバイルSuica」が33.1%、Visaのタッチ決済」が23.0%、「楽天Edy」が17.0%となった。一方、調査対象の58.8%がカード式の非接触決済を「利用している」と回答し、現在利用している非接触決済は「Visaのタッチ決済」が37.4%、「WAONカード」が29.0%、「Suica」が26.0%となる。
調査対象の86.3%が銀行口座を「利用している」と回答し、現在利用している銀行口座は「ゆうちょ銀行」が56.8%、「楽天銀行」が28.4%、「三菱UFJ銀行」が25.6%。証券会社は33.6%が「利用している」と回答し、性別は男性が41.4%、女性は25.6%となった。現在利用している証券会社は「楽天証券」が41.2%、「SBI証券」が33.3%、「野村證券」が15.7%となる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
クレカ「ローソンPontaプラス」のデザイン刷新、Mastercardのタッチ決済に対応
ローソン銀行は、クレジットカード「ローソンPontaプラス」のカードデザインと機能をリニューアル。クレジットカード情報やPonta会員IDなどは裏面に集約し、Mastercardのタッチ決済に対応する。
「楽天カードプレミアムプログラム」開始 楽天銀行の普通預金金利や楽天損保の還元ポイントがアップ
楽天ペイメントと楽天カードが、2025年1月に「楽天カードプレミアムプログラム」の提供を開始した。楽天ブラックカード、楽天プレミアムカード、楽天ゴールドカードの会員を対象に、これまでの付帯特典に、楽天銀行や楽天損保の特典を追加。楽天カードの利用代金を楽天銀行で引き落とすと、ボーナス金利として普通預金の金利がアップする。
ゆうちょ銀行、アプリなどの利用でポイント進呈 10月1日から対象サービス拡充
ゆうちょ銀行が4月に始めた「ゆうちょPay ポイントプログラム」制度。同社は10月からこの対象のサービスなどを追加する。進呈ポイントを大幅に拡充する。
4キャリアユーザーが最も利用するポイントは? クレカは全キャリアで「楽天カード」がトップ MMD調べ
MMD研究所は「通信4キャリアユーザーの共通ポイント・金融サービス利用に関する調査」の結果を発表。活用している共通ポイントやクレジットカード、利用銀行、利用証券会社を調査している。
コード決済はPayPay、非接触決済はモバイルSuicaが最多利用 MMDが調査
MMD研究所は、2月13日に「2024年1月決済・金融サービスの利用動向調査」の結果を発表。普段利用している支払い方法や利用しているクレジットカード、QRコード/非接触決済などを発表している。







