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「メルカリモバイル」を契約して“ギガの売買”にチャレンジしてみた お得度や通信速度も検証スマホ料金プランの選び方(3/3 ページ)

メルカリモバイルは、データ通信量や請求額をメルカリのアプリ上で管理できる点に加え、特にデータ容量(ギガ)が売買できる点が話題になりました。筆者も早速契約し、通信速度の検証や、実際にギガを売買してみました。通常のメルカリとは異なるフローであることが分かりました。

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ギガをメルカリで販売してみた メッセージや評価は不要

 次はデータ容量を出品してみます。出品前時点で基本容量が19.9GB、購入したデータ容量が7GBありますが、出品できるのは基本容量のみです。検証用に何としても購入してほしいため、最安値と思われる200円/8GBで出品してみました。

 マイページから「売る」を選択し、円の下のプラスとマイナスで出品する容量を決めます。出品は1GB単位なので数量が8なら8GB出品することになりますが、この点は少々分かりにくいと感じました。

メルカリモバイル
出品できるのは1GB単位で、基本容量のみ。プラス/マイナスボタンで数量を調整する

 取引が活発でないので売れるか不安でしたが、200円/8GBと格安だったためか、7〜8時間後には購入者が現れました。売却時も通知が来るのみでやりとりは必要なく、マイページのデータ容量は自動的に減っていました。購入も売却も簡単です。

 売買してみた感想として、非常に簡単に売買できるのが印象的でした。通常のメルカリのようにメッセージや評価は不要で、あっという間に売買できます。

 一方、まだユーザー数が少ないためか、取引はあまり盛り上がっていません。また、データ容量は価格以外に差別化ポイントがないため、かなり安い価格でないと売れないのではと懸念しています。

 以上、メルカリモバイルの詳細でした。基本料金はやや高いものの、ギガを安く調達できればIIJmioやmineoよりもお得に使える場合もあります。また、メルカリやメルカードユーザー限定の特典も検討中とのことなので、今後のアップデートに期待しましょう。

著者プロフィール

シムラボ

LINEMO

 「シムラボ」は、スマホ料金や端末に関するお役立ち情報を発信する個人サイトです。Y!mobileに乗り換えたことをきっかけに格安SIMのよさに気付き、今では主要な格安SIMは全て契約してレビューしています。モットーは「自分に合うものを、より安く」。


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