大きいAndroidスマホを片手で操作しやすくする2つの方法:Android Tips(2/2 ページ)
近年、動画コンテンツの普及に伴い、Androidスマートフォンのディスプレイのサイズは、ハイエンドモデルだけでなくミッドレンジモデルも大型化している。このような端末では、横幅があり縦に長く、画面の下から上まで指が届かず、使いづらい……と感じる人もいるはずだ。そこで、Androidスマートフォンを片手で操作しやすくする技を紹介する。
スマートフォンの横幅があり、片手で文字入力しづらいときは、どうすればいい?
大きいスマートフォンは、本体の横幅が70mm前後あることから、画面の上だけでなく左右どちらかの端にも指が届きづらい人もいるはずだ。つまり、先に紹介した片手モードだけでは、根本的な解決にはならない……と考える人もいるだろう。
そこで、次に確認したいのがキーボードだ。画面全体を左右どちらかに寄せられなくても、せめて文字入力は片手で快適にしたい。そんなときはキーボードを片側に寄せてみよう。
Pixel 9aを例に設定手順を見てみよう。設定の「システム」→「キーボード」→「画面キーボード」→「Gboard」→「設定」の順に操作すると、レイアウトという項目内に「片手モード」がある。これをタップすると、キーボードを左(左手モード)か右(右手モード)のどちらに寄せるのかを選択できる。
利き手が左手の人は左手モードを、利き手が右手の人は右手モードを選択するといい。文字通り、左手モードではキーボードを左側に、右手モードではキーボードを右側に寄せられる。
片手モードを使って操作しやすく キーボードの設定も忘れずに
皆さんが普段使うスマートフォンは、近年、大型化に伴い、片手で持ったままだとディスプレイの端まで指が届かず、操作が難しくなる場合がある。今回紹介した片手モードを活用することで、大きいスマートフォンでも片手で操作しやすくなるだろう。
例えば、荷物を持っていて片手がふさがっているときでも、片手モードを使えばスマートフォンを操作しやすくなる。日頃から検索をしたり、メールやSNSで誰かとやりとりをしたりするときなどには、キーボードが欠かせない。キーボードにおける片手モードの設定も要チェックだ。
おことわり
記事内容の検証はPixel 9aで実施しました。Androidのバージョンは15です。スマートフォンのメーカーや機種によっては、機能を利用できない、もしくは操作手順が異なります。
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