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「iOS 18.5」配信開始 「iPhone 13」でも衛星通信機能が利用可能に
Appleは「iOS 18.5」の配信を開始した。このアップデートで、「iPhone 13」でも衛星通信機能を利用可能になる。30件以上の脆弱性への対処と複数の機能強化とバグ修正も行われる。
米Appleは5月12日(現地時間)、「iOS 18.5」の配信を開始した。[設定]→[一般]→「ソフトウェアアップデート」の順に操作すると内容を確認できる。
このアップデートで、これまで「iPhone 14」以降のモデルでのみ利用可能だった衛星通信機能を、「iPhone 13」でも利用できるようになる。
セキュリティ関連では、32件の脆弱性に対処した。今回、悪用された可能性がある脆弱性は含まれていない。しかし、悪意ある操作により予期しないシステム終了やカーネルメモリの破損を引き起こす可能性のある脆弱性などが修正された。
機能強化としては、5日発表のプライドエディションの壁紙が追加された。「スクリーンタイム」の機能では、子どもが自分の端末でパスコードを入力すると保護者に通知が届くようになる。また、非Apple製デバイス上の「Apple TV」アプリでのコンテンツ購入で「iPhoneで購入」が可能になる。
バグ修正では、「Apple Vision Pro」アプリで黒い画面が表示されることのある問題が修正された。
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