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生成AI「Apple Intelligence」、4月初旬から日本語に対応
Appleの生成AIサービス「Apple Intelligence」が、4月初旬から日本語に対応する。Apple Intelligenceでは、文章の要約や校正、指示した要素を含む画像の生成、カスタム絵文字のジェン文字の作成ができる。発表されたばかりの「iPhone 16e」もApple Intelligenceを利用できる。
Appleの生成AIサービス「Apple Intelligence」が、2025年4月初旬から日本語に対応する。
Apple Intelligenceでは、文章の要約や校正、指示した要素を含む画像の生成、カスタム絵文字のジェン文字の作成ができる他、Siriの言語理解能力が向上し、より自然な会話でアプリ上の操作やタスク処理を指示できるようになる。また、SiriにChatGPTが統合され、Siriに尋ねるだけでChatGPTの専門知識を活用できるようになった。
Apple IntelligenceはiOS 18.1から利用可能になったが、現時点では日本語に対応しておらず、利用するには言語を英語に変更する必要があった。
4月初旬には日本語の他、中国語(簡体字)、英語(インド、シンガポール)、フランス語、ドイツ語、イタリア語、韓国語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語もApple Intelligenceに対応する。
Apple Intelligenceは以下のモデルで利用できる。
- iPhone 16
- iPhone 16 Plus
- iPhone 16 Pro
- iPhone 16 Pro Max
- iPhone 16e
- iPhone 15 Pro
- iPhone 15 Pro Max
- iPad Pro(M1以降)
- iPad Air(M1以降)
- iPad mini(A17 Pro)
- MacBook Air(M1以降)
- MacBook Pro(M1以降)
- iMac(M1以降)
- Mac mini(M1以降)
- Mac Studio(M1 Max以降)
- Mac Pro(M2 Ultra)
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