スマホ高騰化の流れでも約8万円のPixel 9aが人気【5月5日〜5月11日】:ドコモ販売ランキング
ドコモオンラインショップの「売れ筋ランキング」。5月5日〜5月11日の期間は、「Google Pixel 9a(128GB)」が引き続き首位を維持。iPhone 16eが5位から2位に浮上するなど、手頃な価格帯モデルの強さが目立つ結果に。
ドコモオンラインショップが公表している「売れ筋ランキング」をもとに、端末販売のランキングを紹介する。5月5日〜5月11日の期間は、「Google Pixel 9a(128GB)」が先週に引き続き首位を維持した。
首位を守り続けるPixel 9a(128GB)は7万9860円だ。ミッドレンジながら高性能なカメラや豊富なAI機能、純正Androidの使い勝手の良さが人気の理由だろう。
今週の上位陣では、「iPhone 16e(128GB)」が5位から2位へと大きく順位を上げた点が目立つ。11万8910円という価格帯ながら、最新のiPhoneシリーズの中では比較的手頃な価格であることが支持されている要因と考えられる。
「Xperia 10 VI SO-52E」は2位から3位へと若干順位を下げたものの、日本メーカーのスマートフォンとして安定した支持を集めている。「Galaxy S25 SC-51F(256GB)」も3位から4位へと1つ順位を下げたが、機種変更向けセールの影響もあり、サムスンのフラグシップモデルとして依然としてトップ5内をキープしている。
中位以下の順位では、大きな変動は見られなかった。「Google Pixel 9a(256GB)」は10位から9位へと1つ順位を上げた一方で、「AQUOS wish4 SH-52E」が9位から10位へと若干順位を下げている。
今回のランキングからは、7〜8万円台のミッドレンジモデルと10万円台前半の準フラグシップモデルがユーザーから強い支持を得ていることが分かる。特にPixel 9aとiPhone 16eの強さは、発売から時間がたっていないだけでなく、高すぎない価格帯で十分な性能を提供することの重要さも現れていると読み取れる。
ドコモ端末販売ランキング TOP10
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