UQ mobileの新料金プランに乗り換えるべき? 旧プランと比較、Y!mobileや格安SIMも踏まえて解説:スマホ料金プランの選び方(2/2 ページ)
UQ mobileでは6月3日から新料金プラン「コミコミプランバリュー」「トクトクプラン2」を提供しています。既存プランに比べて使えるデータ容量と特典が増えたものの、料金は値上げになりました。UQ mobileの新旧プランを比較した上で、乗り換えるかどうかを解説します。
楽天モバイルならセット割なしでも安い
回線契約単体でも安いのが楽天モバイルです。セット割がなくても、月のデータ使用量が3GBまでなら月額1078円、20GBまでは2178円、データ無制限でも3278円で使えます。通信品質はUQ mobileに劣るものの、MVNOのように昼に速度が遅くなることはありません。また、全国の店舗でサポートが受けられるのも安心です。
さらに家族割や22歳以下/65歳以上向けの割引プログラムも用意されており、楽天サービス利用時の特典もあります。そして何より、Rakuten Linkを使えば国内通話が無料になるのもお得です(一部対象外あり)。
ミニミニプランから乗り換えるならどこがいい?
後継プランのないミニミニプランから乗り換えるなら、LINEMOがオススメです。データ容量が3GB未満なら月額990円で使えます。使える容量は1GB減るものの、各種セット割なしでこの料金は非常にお得です。通信速度は1日中快適で、LINEのメッセージのやりとりや音声通話、ビデオ通話はカウントフリーなのも魅力です。
とにかく安く使うなら、日本通信やIIJmioもオススメです。日本通信の合理的シンプル290プランは1GBが290円で使え、1GBあたり220円でデータ容量を追加できます。IIJmioのギガプランも月2GBが850円、5GBが950円で使えます。IIJmioはUQ mobileと同じau回線も選べるので、端末がそのまま使えるのも安心です。
ともに音声通話が30秒あたり11円と安いのもお得です。どちらも昼に通信速度が遅くなる点に注意が必要ですが、とにかく安く使いたい人はこの2社がオススメです。
なお、UQ mobileと同じKDDIが提供するpovo2.0も候補の1つです。ただし、povo2.0は月ごとに容量が決められているのではなく、必要な分だけ必要な容量をチャージ(トッピング)して使う仕組みです。そのため、常にデータの残量や有効期限を管理しなければなりません。上級者ならよいかもしれませんが、一般の人は月のデータ容量が決まったプランの方がよいでしょう。
以上、UQ mobileの新旧料金プランの比較と、オススメの乗り換え先の解説でした。UQ mobileの新プランはデータ容量が増えて特典が付くかわりに値上げされました。今のプランで容量が足りている場合や特典を使わない場合は、現行プランの方がお得です。
ただし、現行プランもいずれ値上げされることが予告されています。UQ mobileユーザーにとっては、他社への乗り換えを含めて料金プランを見直すいい機会です。他社も値上げされる可能性があるため、最新情報をしっかり確認して自分に最適なキャリア/プランを見極めましょう。
著者プロフィール
シムラボ
「シムラボ」は、スマホ料金や端末に関するお役立ち情報を発信する個人サイトです。Y!mobileに乗り換えたことをきっかけに格安SIMのよさに気付き、今では主要な格安SIMは全て契約してレビューしています。モットーは「自分に合うものを、より安く」。
- Twitter(現X):@simlabo_jp
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