コラム
レシートをめくる動画でGeminiが金額を自動集計 個人の“ずぼら家計簿”がとても便利になった:ふぉーんなハナシ(1/2 ページ)
Geminiにレシート動画をアップロードして、家計簿の入力を省力化できました。
Googleの生成AIツール「Gemini」が6月下旬に動画の分析を行えるようになりました。ユーザーが動画をアップロードすると、その内容の要約をまとめたり、質問に対して返答したりできるようになります。
SNSなどでは早速、同機能を試すユーザーがたくさんいましたが、特に注目を集めていたのは、お店で受け取ったレシートをペラペラと動画撮影して集計させるという使い方です。
筆者は日々の家計簿をGoogle スプレッドシートで管理していて、月の終わりに1カ月で使った金額をカテゴリー別で把握できるようにしています。紙のレシートから集計するのは、主に「食費」「外食」「日用品」「ペット」で、以下のような流れで作業しています。
- 紙のレシートを日々ためておく
- 月末になったら、レシートをカテゴリー別で分ける
- カテゴリーごとに電卓で合計金額を出す
- スマホやPCからスプレッドシートに記入する
個人事業主などではないため、ざっくりとしたお金の流れが把握できれば十分だということ(レシートがない会計は誤差として無視するレベル)、末永くためていくデータなので「特定の家計簿アプリなどに依存しない」「全体像の把握には資産管理アプリ『MoneyCanvas』や銀行アプリ、三井住友カードアプリ「Vpass」などを併用する」──といった感じで便利に使っています。
しかし、「月末にレシートを分類して、電卓をたたいて集計する」という作業はさすがに面倒になってきていたのも正直なところ。
そこで今回のGeminiのレシートの件を受けて、「これは!」と前のめりに試してみようという気になったわけです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
GeminiアプリのアイコンがMaterial 3対応デザインに
Googleの生成AIアプリ「Gemini」のアイコンが6月27日の更新で変更された。新デザインは同社のデザインシステム「Material 3」に準拠した多色のグラデーションで、より柔らかい形になった。Webアプリなど一部はまだ旧デザインのままだ。
Google Geminiを「使いやすい環境」はPCかスマホのどっち? 3つの理由を実体験を例に紹介
最近、GoogleのAI機能「Gemini」をさまざまな場面で使う機会が増えた。どんな体験においても一貫していえるのは、GeminiはPCで使うよりもスマートフォンで使う方が圧倒的に使いやすいこと。そう感じる理由を3つ紹介する。
Googleが「Geminiのキャラクター」をAIで生成 作り方も公開──「このプロンプトをコピペして」
Googleは7月2日20時、公式Xアカウントにて「Geminiのキャラクター」をAIで生成したと発表した。見た目は、毛と角が生えた丸みを帯びたボディーをしており、カラフルなモンスターのようにも見える。作り方は……?
スマホ/タブレットから「NotebookLM」で資料を指定して情報をまとめてもらう方法
生成AIを活用したGoogleのノートツール「NotebookLM」の使い方を解説する。
「NotebookLM」アプリでアップロードしたソースの削除&名称変更をするには?
生成AIを活用したGoogleのノートツール「NotebookLM」の使い方を解説する。
