「ワイモバイル→ソフトバンクのりかえ特典」8月19日で終了 20日から新特典も、割引を減額【訂正】
ソフトバンクが、「ワイモバイル→ソフトバンクのりかえ特典」を8月19日に終了する。乗り換え後、ソフトバンクの対象料金プランから2838円×12カ月間(合計3万4056円)を割り引く。20日からは新キャンペーンが始まるが、割引金額が減額される。
ソフトバンクが、「ワイモバイル→ソフトバンクのりかえ特典」を8月19日に終了する。
ワイモバイル→ソフトバンクのりかえ特典では、Y!mobileからソフトバンクに乗り換えて「ペイトク」または「メリハリ無制限+」を契約すると、月額料金から2838円×12カ月間(合計3万4056円)を割り引く。さらに、契約事務手数料を0円にする他、基本料金、データ定額サービス料、対象のオプションサービス料を初月0円にするなどの特典がある。
【訂正:2025年8月10日13時50分 初出時、「ワイモバイル→ソフトバンクのりかえ特典」の割引金額に誤りがありました。おわびして訂正いたします。】
8月20日からは、新たに「ワイモバイル→ソフトバンクのりかえ特典+」を提供する。このキャンペーンでは、対象プランから2750円×12カ月(合計3万3000円)を割り引く。対象プランは「データプランペイトク無制限」「データプランペイトク50」「データプランペイトク30」「データプランメリハリ無制限+」。特典内容に「対象データプラン」とあるが、こちらは、対象音声プランからデータ定額料を分解して割り引くことを意味する。
割引対象に変更はないが、割引金額が2838円から2750円に下がる。Y!mobileからソフトバンクへの移行を検討している人は、8月19日までに申し込んでおきたい。
なお、基本料金初月0円の特典は、ワイモバイル→ソフトバンクのりかえ特典+でも継続される。
【訂正:2025年8月12日12時45分 初出時、「ソフトバンクの音声プランの割引は提供されない」としていましたが、誤りでした。おわびして訂正いたします。】
ドコモとKDDIが通信料金の値上げに踏み切ったのに対して、ソフトバンクは料金据え置きの状況を維持しているが、宮川潤一社長は値上げについて「慎重に検討している」とコメントしている。その一方で、ソフトバンクは各種手数料を8月20日から値上げし、オンラインでの手続きも無料から有償化する(一部を除く)。
なお、ソフトバンクに乗り換えて「PayPayカード割」を適用すると1100円相当のPayPayポイントを付与する他、「ペイトク50」か「ペイトク無制限」に加入していると、店頭での手続きは3850円相当、Webでの手続きは2750円相当のPayPayポイントを付与する。
料金プランの値上げを行わない中で、手数料の値上げに加え、今回のようにキャンペーンの特典を抑える動きが今後増えるかもしれない。
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