ドコモの「Galaxy S25/S25 Ultra」がAndroid 16に ドコモ絵文字は利用不可に
NTTドコモは、10月14日に「Galaxy S25 SC-51F」「Galaxy S25 Ultra SC-52F」のOSアップデートを実施。Android 16に対応し、通知や補聴器での通話などが改善される。また、アップデート後はドコモ絵文字が利用できなくなる。
NTTドコモは、10月14日に「Galaxy S25 SC-51F」「Galaxy S25 Ultra SC-52F」のOSアップデートを実施した。更新時間は端末本体(Wi-Fi)で約53〜58分、PCで約191〜198分。
Android 16では、リアルタイムで状況を知らせる「ライブ アップデート」に対応し、同一アプリからの通知は自動的にグループ化して整理。これまでLE Audio対応の補聴器で通話する際に補聴器本体のマイクを使っていたがスマートフォンのマイクに切り替えられるようなり、OS標準で補聴器をコントロールする機能を導入した。
セキュリティ対策「Advanced Protection」を有効にできるようになり、オンライン攻撃、有害なアプリ、安全でないWebサイト、詐欺電話からユーザーを保護。大画面デバイスでもアプリやコンテンツを操作しやすい「スクトップモード」を開発し、複数のアプリ画面の移動やサイズを自由に変更できるよう順次対応していく。
今後、好みのホットキーの組み合わせを作成できるカスタム キーボード ショートカット機能、タスクバーが埋まっても目的のアプリを見つけやすくするタスクバー オーバーフロー機能もリリースされる予定だ。
また、One UI 8ではAIを活用した写真編集機能でペットの写真もポートレートスタジオに変換可能になる。日本限定のエフェクト「アイドル」も利用できる。Geminiがより使いやすくなり、パーソナライズ機能やセキュリティ対策なども改善されている。
あわせて、スマートフォンの送信電力を高出力にして基地局から離れた場所でも安定した上り通信を実現するHPU(High Power User Equipment)に対応し、通信時のRAT表示が広帯域な5G周波数(3.7GHz、4.5GHz、28GHz)での5G通信時は「5G+」となる。設定メニューのセキュリティパッチレベルが2025年9月となる。
なお、アップデート後はドコモ絵文字が利用できなくなるため、サムスン電子が提供する絵文字を利用するよう呼び掛けている。
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