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NTTグループと携帯3キャリア、大規模災害時の連携強化 避難所の支援エリア分担や情報発信の共通化など
NTTグループと携帯3キャリアは、大規模災害発生時に避難所支援のエリア分担と情報発信の共通化を行うと発表。被災地での避難所支援を広域かつ速やかに行うため、通信事業者間の協力体制をさらに強化する。
NTT、NTT東日本、NTT西日本、NTTドコモ、NTTドコモビジネスとKDDI、ソフトバンク、楽天モバイルは、10月22日に大規模災害発生時に避難所支援のエリア分担と情報発信の共通化について発表した。「つなぐ×かえる」プロジェクトの一環で、大規模災害の発生時のネットワーク早期復旧に向けた通信事業者間の協力体制に基づくもの。
これまで各通信事業者は、避難所への通信サービスの提供などを通して被災地を支援していたが、支援の重複や地域的な偏りが発生するケースがあった。これより支援エリアを分担し、避難所支援の情報を統合して共通の様式で発信することで分かりやすく情報発信を行うとしている。
具体的には、多数の避難所が開設された場合は避難所支援のエリア分担を適時実施。各通信事業者のWebサイトには共通の様式で全事業者の支援内容を一覧表示し、併せて共通のロゴを掲載して通信事業者の協力体制を分かりやすく伝えていく。
この他、支援する避難所の情報共有(通信サービスや充電サービスの提供状況など)、各通信事業者のサービスに関する問い合わせ先の掲示、各自治体や各通信事業者が実施する防災訓練や防災イベントで本体制での取り組みの展示なども行う。
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