iOS 26で進化したApple Music、新機能「ピン留め」「DJ風曲送り」「歌詞の翻訳」を解説 翻訳はAI頼みではなく人の手で(2/2 ページ)
iOS 26で追加されたApple Musicの新機能を紹介する。好きな楽曲やアーティストの「ピン留め」や、DJのように滑らかに楽曲をつなぐ「AutoMix」が利用できるようになった。英語と韓国語の歌詞の翻訳も可能になり、一部の楽曲は発音の確認もできる。
意味を確認しながら歌える Apple TVを使えばリアルなカラオケも
翻訳機能と一緒に活用したいのが、「Sing」機能だ。この機能では、楽曲の再生中にボーカルの声量を調整できるようになり、Singのバーを下げると楽器だけの演奏になり、歌詞を見ながらカラオケができる。意味や発音が分からないK-POPの楽曲も、翻訳機能を活用すれば、自分が歌い、その楽曲の世界観を体感できるようになるだろう。
このSing機能にはAIを活用しているため、歌声と楽器の演奏を分離することで、声量を調整できる。
tvOS 26を搭載したApple TV 4K(第3世代)では、Apple MusicのSing機能を利用して、複数のユーザーとリアルなカラオケを楽しめる。Apple TVの画面に表示されたQRコードをiPhoneで読み取ると、自分のiPhoneがマイクとなり、テレビ画面に表示された楽曲の歌詞を見ながら歌える。同じくQRコードを読み取って参加したユーザーは、他の参加者が歌っている最中にテレビ画面に絵文字を送ったり、あとで歌う楽曲を登録したりできる。Apple TV上でも歌詞の翻訳が可能なので、洋楽やK-POPも歌いやすくなった。友人とのパーティーや家族でぜひ楽しみたい機能だ。

Apple TVでSing機能を利用してiPhone側と連携すると、iPhoneをマイクとして使ったり、絵文字をテレビ画面に飛ばしたりできる(写真=左)。自分のライブラリから、次に歌う曲を追加できる(写真=右)Apple Musicのスタジオを披露
AppleはApple Musicのラジオ番組を制作しているスタジオを披露した。アジアでは唯一のスタジオであり、さまざまなアーティストがゲスト出演している。ラジオ番組のインタビューを通じてアーティストの音楽を身近に感じたり、意外な楽曲に出会えたりするかもしれないので、こちらも興味があったら聞いてみるといいだろう。
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