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「Suicaのペンギン」が2026年度末で“卒業” サーバ保存式のプリペイドコード決済(最大30万円)の導入に伴いイメージを刷新

JR東日本が、2026年秋をめどに「モバイルSuica」アプリにコード決済機能を実装する。このことに伴い、2001年からイメージキャラクターを務めてきた「Suicaのペンギン」が引退することが発表された。

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 東日本旅客鉄道(JR東日本)は11月11日、Suicaのサービス開始時(2001年)から活躍してきたイメージキャラクター「Suicaのペンギン」を2026年末をもって“卒業”させることを発表した。2026年秋に予定するモバイルSuicaアプリへのコード決済機能の実装(後述)に伴い、「Suicaが新しい次元へ進化する」ことをアピールすべく、キャラクターを交代することになったためだという。

 新キャラクターは「お客さまの生活と幅広い接点を持つ、進化するSuicaのイメージ」を担うものとする方針で、誕生(決定)プロセスでユーザーに参画してもらうことも検討しているという。

Suicaのペンギン
2026年末に“卒業”が決定した「Suicaのペンギン」

モバイルSuicaアプリへのコード決済実装について

 モバイルSuicaアプリへのコード決済実装は、2024年12月に発表された10年間のロードマップ「Suicaの当たり前を超えます〜Suica Renaissance〜」に盛り込まれていた計画だ。

 現在のSuicaではチャージ可能な残高(SF:ストアードフェア)は2万円が上限となっているが、コード決済サービスではサーバ管理式で30万円を上限としてチャージできる。また、ビューカードが発行するクレジットカード「ビューカード」をひも付けておくと、事前チャージなしでコード決済を利用できる仕組みも導入するという。

 コード決済機能では、買い物に使える「クーポン」機能の他、地域/店舗限定で使える残高「地域・店舗限定バリュー」、ユーザー間でバリュー(残高)を送り合う機能を実装する予定だ。

利用イメージ
モバイルSuicaアプリへのコード決済の実装は、アプリのメイン画面と切り替えて使うことを想定しているという(画像はイメージ)

Suicaのペンギンについて

 Suicaのペンギンは、イラストレーターの坂崎千春さんがフリーイラストレーターとして活動し始めた当初から描いているペンギンがベースとなっている。Suicaの誕生前から坂崎さんのペンギンは存在することは知っておいて損はない。

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