「Xperia 10 VII」と「AQUOS sense10」はどこが安い?:キャリアよりも“端末のみ購入”がお得な場合も(1/2 ページ)
Xperia 10 VIIとAQUOS sense10をお得に買う方法を解説。キャリアやMVNOなど、多彩な販路で販売されているが、どこで買うのが安いのか。キャリアの購入プログラムも安いが、個別に購入する方がお得になるケースもある。
2025年10月9日にXperia 10 VIIが、11月13日にAQUOS sense10が発売されました。どちらも欠点の少ないミドルスペックで、誰にでもオススメできる機種です。ともにキャリア版でもSIMロックがなく、必ずしも自身が契約しているスマホキャリアで買う必要がないため、価格の安い他社で端末を買い、SIMを差し替えて使うこともできます。そこで今回は、Xperia 10 VIIとAQUOS sense10をお得に買う方法を解説します(価格は11月25日時点の税込み価格)。
Xperia 10 VIIはオープン市場向けモデルが安い
Xperia 10 VIIはドコモ/au/ソフトバンクの他、SIMフリー版(オープン市場版)がSONY Store、家電量販店、IIJmio/mineo/NURO Mobileなどで発売されました。通常価格は以下の通りです。
Xperia 10 VIIの通常価格
- SONY Store/家電量販店:7万4800円
- ドコモ:8万2720円
- au:8万2800円
- ソフトバンク:8万8560円
- IIJmio:7万4800円
- mineo:7万4184円
- NURO Mobile:7万4800円
通常価格が最も安いのは7万4184円のmineoです。mineo契約者はマイページから手数料無料で端末のみを購入できます。
ただし、より安く買いたい人は10%前後のポイントが還元される家電量販店でSIMフリー版を買いましょう。筆者もビックカメラで現金購入し、10%分のポイントが付きました。本当は楽天市場内の家電量販店で買いたかったのですが、出品が少なく納期も未定だったことから、店舗で購入しました。
なお、ドコモ/au/ソフトバンクの通常価格はSIMフリー版より8000円から1万4000円ほど高いです。キャリアで買う場合はキャンペーンや、端末購入プログラムを利用しましょう。
Xperiaスタミナ祭りで5000円相当を還元
Xperia 10 VII購入後にはXperiaスタミナ祭りに応募しましょう。キャンペーン期間中にXperia 10 VIIを購入し応募することで、5000円相当の還元が受けられます。抽選やガチャではなく、応募者全員が5000円相当の還元を受けられるので安心です。
キャンペーンにも注目 ドコモはMNPで2年実質1万円台に
Xperiaスタミナ祭り以外にも、各キャリアではXperia 10 VII購入時にキャンペーンを実施しています。
特にお得なのがドコモです。他社からの乗り換え時にXperia 10 VIIを購入すれば、5G WELCOME割により4万1360円が割引されます。通常価格が8万2720円なので、ちょうど半額になる計算ですね。
割引のためにドコモに乗り換えるのは難しいかもしれませんが、同じ割引が適用されるahamoへの乗り換えならハードルは低いかもしれません。さらに次章で解説するいつでもカエドキプログラムも併用でき、最安で2年実質1万6280円です。
端末購入プログラムの適用でauならMNPで実質3万円台に
前述の通り、ドコモ/au/ソフトバンクのXperia 10 VIIの通常価格はSIMフリー版より8000円から1万4000円ほど高いです。そのため、キャリアで買うなら端末購入プログラムを利用しましょう。特に機種変更ではキャンペーンによる割引が少ないため、お得に買うにはプログラムの利用が必須です。
プログラムによる負担免除額が多いのがauで、機種変更でも3万1900円の負担が免除されます。条件は厳しいものの、11月30日まで実施している「Xperia 10 VII機種変更おトク割」を併用すれば2年実質3万4400円で買えます。
キャリア版は対応バンドに注意 auとソフトバンクはn79に非対応
Xperia 10 VIIはどこで買ってもSIMフリーですが、対応バンドに注意が必要です。SIMフリー版とドコモ版は4キャリアの主要な4G/5Gバンドを網羅しており、基本的にはどのキャリアのSIMを入れても使えるでしょう。(使用時には各キャリアの動作確認状況を確認してください)
一方、au版とソフトバンク版は5Gのn79に非対応です。n79はドコモが使う主要な5Gバンドの1つのため、ドコモ回線のSIMを入れて使う場合、エリアによっては5Gでの通信がしにくい可能性があります。ドコモ回線のSIMを入れて使う場合はSIMフリー版かドコモ版を選びましょう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「Xperia 10 VII」レビュー:「即撮りボタン」搭載のカメラや新デザインで“積極的に選べる”完成度に 不満点は?
約168gの軽量ボディに物理シャッターボタンを初搭載したXperia 10 VII。親指がちょうど届く絶妙な配置で、縦持ちのままワンタッチスクリーンショットが可能になり、1秒以内のカメラ起動で決定的瞬間を逃さない。ミドルレンジながらも妥協のない完成度で日常の撮影体験が劇的に向上する。
「Xperia 10 VII」10月9日発売、7万5000円前後 “シャッターボタン”でスクショ撮影可
ソニーは10月2日、スマートフォンのミッドレンジモデル「Xperia 10 VII」を日本国内向けに発表した。9日に発売する。グローバル発表済みのモデルで、市場想定価格は7万5000円前後となっている。
auの「AQUOS sense10」、MNPだと2年間1万9800円に【スマホお得情報】
KDDIは、au Online Shopで「AQUOS sense10」を安価で販売。MNPと「スマホトクするプログラム」などの適用で通常7万1800円のところ2年間1万9800円で購入できる。
シャープが「AQUOS sense10」発表 進化したプロセッサ、カメラと通話を快適にする新AI機能を搭載して6万円台
シャープが最新ミッドレンジスマートフォン「AQUOS sense10」を11月13日に発売する。プロセッサにSnapdragon 7s Gen 3を採用し、AQUOS sense9からCPU、GPU、AI性能が向上。通話時に周囲の雑音をカットして自分の声を聞こえやすくする新AI機能も備える。
「AQUOS sense10」で見せる“半歩先”の進化 それでもあえて外観をsense9から変えなかった理由
シャープは10月31日、スマートフォンのミッドレンジモデル「AQUOS sense10」の発表会を開催した。発売日は11月13日で、NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル、J:COM MOBILEが11月13日より順次取り扱う。コンセプトや特徴は……?





