東京都内初のXiaomi Store、亀戸にオープン 実店舗で体験型販売を強化
Xiaomi Japanは13日、都内初・国内5店目の「Xiaomi Store カメイドクロック店」を開業した。イオングループ以外の商業施設へは初進出となり、同日の式典では出店の狙いや今後の展開が語られた。首都圏の生活動線に密着した立地を生かし、ここを拠点としてブランド体験の拡大を図っていく方針だ。
Xiaomi Japanは12月13日、国内5店舗目かつ都内初出店となる「Xiaomi Store カメイドクロック店」を東京都江東区の商業施設カメイドクロック内に開業した。同日には店頭でオープニングセレモニーを実施し、出店の狙いや今後の事業展開について説明した。
今回の出店は、イオングループ以外の商業施設への初進出という位置付けであり、首都圏の生活動線に密着した場所からブランド体験を広げる拠点となる。
Xiaomi Japanは13日、都内初の「Xiaomi Store カメイドクロック店」を開業した。国内5店舗目で、イオン以外への出店は初。生活圏に密着した立地で、スマホだけでなく製品連携によるスマートホームの価値を訴求し、ブランド体験の拡大を目指す
都内初店舗としての役割とは
カメイドクロック店は、既存のXiaomi Storeのデザインコンセプトを踏襲しながら、これまでの店舗運営で得た知見を反映した構成とした。店内には9月に発表したXiaomi 15Tシリーズをはじめ、IoT家電やウェアラブル製品など200点以上を展示し、来店者が操作や連携を体感できるようにしている。ワンストップで比較、購入できる環境を整えることで、製品理解を深めてもらう狙いだ。
同社は、東京という情報発信力の高いエリアから、スマートなくらしを全ての人に届けるという方針を明確に打ち出し、今後の都市部展開の起点と位置付けている。
オープニングセレモニーでは、カメイドクロックを運営する野村不動産コマースの取締役、荘司恭兵氏が登壇し、来店者に新しい体験と発見を提供する店舗になるとの考えを示した。施設としても、日常の買い物の中で最新テクノロジーに触れられる場になることへの期待を語った。
続いて、Xiaomi Japanの呂暁露社長が登壇し、都内初店舗の開業に対する喜びと、日本市場での取り組みを説明した。2026年には大阪と名古屋への出店を予定しており、実店舗を通じて最先端技術を直接体験してもらう機会を増やす方針を示した。
セレモニー後にはテープカットが行われ、多くの来場者や報道関係者が見守る中で正式開店を迎えた。開業当日は、オリジナルマグネットの配布や無料抽選会を実施し、開店直後からにぎわいを見せた。
Xiaomi Japanは今後、実店舗を情報発信拠点として活用し、製品単体やサイト、資料などだけでは伝わりにくい利便性や連携価値を継続的に訴求する考えだ。カメイドクロック店は、まさにその戦略を東京で具現化した店舗といえる。
(※)記事内画像提供元:Xiaomi Japan
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