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2025年に「Xperia 1 VII」「Galaxy Z Fold7」を買ってよかった理由 撮影現場と旅行で真価を発揮(2/2 ページ)

2025年のベストスマホはXperia 1 VIIとGalaxy Z Fold7で、単なる新しさ以上の価値を実感した。日々の使用で「これがあって助かった」と確信できる場面が多く、生活に不可欠な実用性を備えた端末だ。実際に使い込んできた体験をベースに、両機種のどのような点が特に便利だったのか、具体的に解説していく。

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Galaxy Z Fold7は薄型化とUIの快適さがポイント

 次に紹介するGalaxy Z Fold7は、Samsung Electronicsが2025年7月9日に発表し、同月31日に国内発売した折りたたみスマートフォンだ。購入の最大の決め手となったのは、徹底した薄型化にある。メーカーが掲げる「革新的に薄い」という表現は決して誇張ではなく、実際に手に取って使い込むほど、その価値がじわじわと実感できた。

Galaxy Z Fold7
Galaxy Z Fold7は2025年7月発売の折りたたみスマホだ。徹底した薄型化が購入の決め手で、革新的な薄さは誇張ではない。使い込むほどにその価値を実感できる、薄さを極めた設計が最大の魅力だ

 Samsungは「Innovation for all」という存在意義のもと、10年以上にわたって折りたたみスマートフォンの開発を続けてきた。その集大成ともいえるのがZ Fold7であり、素材や内部構造を一から見直した結果、先代の「Galaxy Z Fold6」から大幅な薄型・軽量化を実現している。

 具体的な数値に触れておくと、Z Fold7は折りたたみ時の厚さが8.9mmで、前作から3.2mm薄くなった。展開時の厚さは4.2mmで、こちらも1.4mmの薄型化を果たしている。重量は215gと、前作比で24g軽量化されており、折りたたみスマートフォンとしては異例ともいえる薄さと軽さを両立している。

Galaxy Z Fold7
Galaxy Z Fold7は前作から劇的に進化した。折りたたみ時8.9mm(-3.2mm)、展開時4.2mm(-1.4mm)と大幅に薄型化し、重量も24g軽い215gを実現した

 実は、Z Fold6を購入してから1年もたたないうちに新モデルが登場したため、Z Fold7の購入にはかなり悩んだ。性能や基本的な使い勝手に関してはZ Fold6でも十分満足しており、買い替える必然性は決して高くなかったからだ。しかし、実機を並べて比較した際、その圧倒的な薄さに心をつかまれてしまった。特にケースを装着した状態でもポケットへの収まりがよくなり、日常的な持ち運びのストレスが明らかに減った点は大きかった。結果的に、気付けば秋には手元にZ Fold7がある状態になっていた。

Galaxy Z Fold7
Z Fold6に満足しており購入は迷ったが、実機の圧倒的な薄さにひかれた。ケース装着時もポケットへの収まりが良く、携帯のストレスが減った点は大きい。必然性は低かったが、薄さという魅力にあらがえず、秋には手元にZ Fold7があった

 使い始めてから特に気に入ったのが、旅行時におけるGalaxy AIの活用だ。Galaxy AIはレコーダーアプリによる文字起こし、写真内の被写体移動、画像生成による壁紙作成など、多岐にわたる機能を備えている。実用面で特に恩恵を感じたのは、AI機能と大画面を生かした2画面分割の組み合わせだった。

 あるとき、特急列車に乗る前に駅で車内設備の利用方法を説明してもらい、とっさにSamsung Notesアプリでメモを取ったことがあった。しかし後から見返すと、質問と回答が入り交じっており、内容が分かりづらくなっていた。そこでZ Fold7を開き、インナーディスプレイで2画面分割を行い、片方にSamsung Notes、もう片方にGoogle Geminiを表示した。

 メモ内容をコピーしてGoogle Geminiに貼り付け、分かりやすく整理するよう指示したところ、内容が自然なQA形式にまとめ直された。Samsung Notes単体でも要点整理は可能だが、手書きや箇条書きのメモをQA形式に再構成することはできない。その点では、Google Geminiの力を借りる場面がどうしても出てくる。ただし、長文の要約や簡易的な整理であればSamsung Notesだけでも十分対応できるため、用途に応じて使い分けている。

Galaxy Z Fold7
Z Fold7の2画面分割でSamsung NotesとGoogle Geminiを併用し、Geminiに指示し乱雑なメモをQA形式に整理させた。標準機能でも要約は可能だが、構成の再構築はAIが長けている。用途に応じた使い分けで、出先での情報整理が劇的にはかどる

 なお、Z Fold7のインナーディスプレイはZ Fold6の7.6型から8.0型へと大型化しており、一覧性が高くなった点も評価が高い。画面分割やAI機能自体は他のスマートフォンでも利用可能だが、開くと小型タブレットサイズになるZ Fold7だからこそ、その快適さを最大限に引き出せていると感じる。

「買ってよかった」と素直に言えるスマートフォン

 このように、Xperia 1 VIIは動画撮影を中心とした表現力と安定性を重視する用途で選び、Galaxy Z Fold7は薄型化による携帯性と大画面を生かした情報整理やAI活用を重視して選んだことで、それぞれ異なる場面で強みを発揮している。取材や撮影といったアウトプット重視の場面ではXperia 1 VIIが頼もしい存在となり、移動や旅行、情報整理が求められる場面ではZ Fold7が高い生産性を支えてくれる。両者は方向性こそ異なるが、2025年において「買ってよかった」と素直に言えるスマートフォンであることに変わりはない。

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