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OnePlusは撤退するのか? ハッセルブラッド終了、CEO逮捕報道──揺れる名門ブランドの現状とOPPO再編の行方:山根康宏の海外モバイル探訪記(1/2 ページ)
撤退説やCEOへの逮捕状報道に揺れるOnePlus。ハッセルブラッド提携終了後、ゲーム特化で活路を見出すが、OPPOによるrealme再統合でグループ内の競争が激化。岐路に立つ名門ブランドの生存戦略を現地から紐解く。
2025年末ごろから、OnePlusがスマートフォン事業から撤退するのではないかという臆測が広まりました。SNSを通じて同社のインドCEO、ロビン・リュー氏がこれを否定したことで、即座に事業が停止する事態は回避された格好ですが、OnePlusを取り巻く市場環境が依然として厳しいことに変わりはありません。
2025年10月に発売されたフラグシップモデル「OnePlus 15」では、象徴的だったハッセルブラッドとのカメラ提携が終了しました。さらに2026年1月初頭には、台湾での違法な事業運営を理由に、CEOのピート・ラウ氏に逮捕状が出されたとの報道も飛び出しています。近年の停滞感に加え、こうしたネガティブなニュースが相次いだことで、ファンの間では懸念の声が一段と強まっています。
OnePlusはもともと、OPPOの当時副社長だったピート・ラウ氏がハイエンドスマートフォンの開発のため、2013年に独立して立ち上げました。ちなみに共同創業者は現在Nothingを率いるカール・ペイ氏です。その後、2015年にOujia Holdingsが誕生し、OPPOとOnePlusがその傘下に入りました。そして2021年にOnePlusはOPPOのサブブランド的な位置付けとなり、中国ではOPPOストアでOnePlusの製品販売も始まっています。
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