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ドコモ3G終了で、あの「固定電話風のケータイ」も通話不可に 「スゴい電話」発売元が案内
NTTドコモの3Gサービス終了に伴いエックスモバイルが特定端末の利用不可を通知した。「スゴい電話」はVoLTE非対応のため2026年3月末以降は通話機能が完全に停止する。今後の方針を改めて案内するとしており、利用者は端末の仕様確認と注視が必要だ。
NTTドコモは2026年3月31日に、第3世代移動通信サービス「FOMA」を終了する。これに伴いエックスモバイルは、自社サービスの一部で通信が利用不能になると案内した。3G電波を用いた音声通話とデータ通信が停止するため、利用者は端末の仕様や設定をあらかじめ確認する必要がある。
「スゴい電話」の通話機能が停止へ 基本機能と電源確保の仕組み
同社の提供する「スゴい電話」は、VoLTEに対応していないためサービス終了後は通話が一切できなくなる。エックスモバイルは今後の対応について改めて案内する予定であり、現在は詳細の発表を待つよう求めている。
エイビットが開発したスゴい電話は、2015年11月に発表された固定電話型の携帯電話だ。同機はソフトバンク向けの「イエデンワ」の3G版として、エックスモバイル向けに開発された。通常の固定電話のような配線工事が不要で手軽に設置できる特徴を持ち、もしもシークスのSIMカードとセットで販売していた。
スゴい電話は080や090などの番号で発信し、留守番電話や保留といった基本機能を備える。一方で、迷惑電話防止機能やメールの送受信には対応しない。電源はACアダプターの他、単3アルカリ乾電池4本や専用バッテリーでも確保でき、電池使用時は最大8時間の連続通話が可能だった。
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