OPPO Find N6が「折り目ほぼゼロ」を実現できた理由 “品質に厳しい”日本に投じる自信(2/2 ページ)
オウガ・ジャパンは日本市場初となるハイエンドフォルダブルスマートフォンを4月15日に発売する。最大の課題であったディスプレイの折り目を、本社ディレクター成蛟氏が語る最新のヒンジ構造と新素材ガラスによって極限まで平滑化した。最高峰のスペックと日本向けの手厚い保証サービスを備え、日本の消費者の厳しい期待に応える。
ペンで書き込んでもディスプレイに傷は付かないのか
画面がフラットになっても耐久性に問題があれば安心して使えない。別売りの専用ペン「OPPO AI Pen」の操作性も気になるポイントだ。オウガ・ジャパンの営業推進部でプロダクトマネージャーを務める中川裕也氏は「採用されているガラスは従来のパネルに比べて厚みを増して強度も上げている。耐貫通性能や耐圧の性能も向上している」と回答した。4096段階の筆圧に対応するペンでのタッチ操作への対策も万全であり、画面の中央を横切っても段差で線がカクつくことはないそうだ。
専用ペンとAIを組み合わせることで働き方は大きく変わる。手書きの図やホワイトボードの写真をペンで囲むと内容を読み取り整ったグラフや表に自動変換できる。イラストをアートワークに清書する機能も備える。散らばる情報の一括管理ができるAI情報アシスタント機能も用意し、必要な情報を見つけられるよう生産性を向上させる。
妥協なきスペックを備え、日本向けの徹底したサポートを用意
フラットな画面を持つ端末はサイズと重量のバランスにも優れる。約74×160×8.9mm、重さ約225gという薄型ボディーを実現した。開いた状態では約 146×160×4.2mmとなる。プロセッサはSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載し、16GBのメモリと512GBのストレージを組み合わせた。
アウトカメラにはHasselbladと共同開発した高品質なシステムを搭載する。約2億画素の広角レンズと約5000万画素の超広角レンズに加えて約5000万画素の望遠レンズを搭載している。約200万画素のマルチスペクトルカメラも備えた。薄型ボディーでありながら6000mAhという大容量のバッテリーを内蔵している。
オウガ・ジャパンは独自の「OPPO Find N6プレミアムサービス」を通じて、万が一画面の保護フィルムに傷がついてしまった場合でも無償で新しいものに貼り替えるサポートを提供する。これには正式発売された国や地域で修理やソフトウェア更新を受けられるOPPOグローバル保証や、メーカー保証外の有償修理費用が15%割引になる特典も含まれており、折りたたみスマートフォン特有の不安を解消する。
さらに、Warranty technologyと共同で提供する「O Care 保証サービス」も展開する。これは月額プランの他、1年から3年の一括プランなど利用者のスタイルに合わせて選択できる。加入期間内に端末の破損や故障、あるいは全損や盗難といったトラブルに遭った場合でも、年に一度だけ最短翌日に交換端末を直接届ける。自己負担金0円でのメーカー国内公式修理も選択肢として用意している。
オウガ・ジャパンによるアフターサポートの案内。保護フィルムに傷がついてしまった場合でも無償で貼り替えるサービスを提供。加入期間内に端末の破損や故障あるいは全損や盗難に遭った場合でも年に一度だけ最短翌日に交換端末を届けるなど、サポート内容を充実させた
品質に厳しい日本の消費者が安心して利用できるよう充実したサポート体制も新しく構築した格好だ。オウガ・ジャパンの河野謙三専務は、2025年末の時点で折りたたみスマートフォンの日本投入を見送る理由として画面の折り目と耐久性への懸念を挙げていた。しかし今回の製品について河野氏は、前モデルを長期間使用した自身の経験も踏まえて「折り目部分のガラスが剥がれたり浮いたりすることは全くなく、耐久性への不安は完全に払拭できた」と絶対の自信を見せる。
その一方で、河野氏は「使う上で少しでも不安があればお客さまに二の足を踏ませてしまう」と、画面保護フィルムの無償貼り替えや独自の保証サービスを手厚く設定した理由を明かした。日本市場という減点方式の厳しい環境において、万全のサポート体制と妥協なき品質で日本のユーザーへ製品を届ける準備はもう整ったようだ。
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