XがiOS向け「XChat」アプリ公開 広告なしの暗号化メッセージング “コミュニティ機能”からの移行先に
XはiOS向けに、プライバシー保護と暗号化に特化したメッセージングアプリ「XChat」をリリースした。メッセージはエンドツーエンドで暗号化され、Xの運営側も内容を閲覧できない仕組みだ。利用率低下により5月6日に廃止予定のコミュニティ機能に代わる、大規模なグループチャット機能も搭載している。
Xは4月25日、iOS向けの暗号化チャット専用アプリ「XChat」をリリースした。同日の3時38分に公式アカウントが案内を投稿し、プロダクト責任者のNikita Bier氏も家族の新メンバーを歓迎すると述べて公開を祝った。XChatは、プライベートな会話に特化した独立したアプリであり、広告やトラッキングを排除した徹底的なプライバシー保護が最大の特徴だ。
メッセージはエンドツーエンドで暗号化されており、デバイス上に保存されるPINと独自のキーペアで保護される。これにより運営側を含む第三者が会話を閲覧することは不可能だ。スクリーンショットのブロックや消えるメッセージ機能、送信済み内容の編集などの機能も備える。既存のXアカウントでサインインできるため、電話番号の交換や招待の手間をかけずに友人や家族と安全なやりとりが可能だという。
Xは利用率の低下を理由に、コミュニティー機能を5月6日をもって廃止する。この移行先としてXChatの大規模グループチャット機能が位置付けられた。最大350人が参加可能で、公開リンクをタイムラインに共有して参加者を募集できる。
一方で、既存のDM機能との重複やバグを指摘する声も上がっている。特定のグループが表示されない不具合など、独立したアプリとしての利便性には課題も残っている。今後の改善が待たれる。
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