「JALモバイル powered by ahamo」のお得度を検証 本家ahamoやIIJmio版とは何が違う?:スマホ料金プランの選び方(2/2 ページ)
NTTドコモと日本航空は新たな通信サービス「JALモバイル powered by ahamo」を6月25日から提供する。既存のahamoと通信サービスは同スペックだが、ahamoの特典が一部対象外の場合がある。IIJmioのJALモバイルとは、通信品質や海外ローミングに大きな違いがある。
毎月のマイルはIIJmioの方がためやすい
JALモバイル powered by IIJmioの場合、毎月の還元マイルはプランのデータ容量によって異なり、2GB〜5GBだと25マイル、ahamoと容量の近い25GBや35GBだと100マイルが付く。最も多いのは45GB〜55GBの130マイルだ。JALモバイル powered by ahamoの場合、30GBなら一律で125マイルがたまるので、同容量帯で比べるならIIJmioよりも多くのマイルがたまる。
JALモバイル powered by IIJmioでは、10GB以上の新規契約で500マイルが付与されるが、1000〜5000マイルが付与されるJALモバイル powered by ahamoよりは控えめだ。ただ、JALモバイル powered by IIJmioに契約後、JAL便に2回搭乗すると、1500マイルをプレゼントするキャンペーンを8月31日まで実施しているので、今が契約の狙い目でもある。
JALモバイル powered by IIJmioで注目したいのが、毎月100マイルの「シークレットマイル」がたまること。JALマイレージバンク(JMB)アプリに月1回、不定期かつ数日間限定で表示されるシークレットマイルの案内から所定の操作をすると、100マイルを獲得できる。JMBアプリを頻繁に起動する必要はあるが、この100マイルを加算すれば、IIJmioの25GBと35GBなら月200マイルがたまってahamoを逆転する。ahamoのMNPで5000マイル付与を除けば、IIJmioの方が月々のマイルはためやすい。
1500マイルでどこかにマイルが手に入る特典、毎月1ポイントのLife Statusポイントがたまる点は両サービスとも変わらない。
海外ローミングと通信品質が大きな差 ポイント二重取りにも注目
両サービス最大の違いが、海外ローミングだ。JALモバイル powered by IIJmioはMVNOサービスなのでデータ通信の海外ローミングを利用できない。そこで、6月1日から「JALモバイル 海外eSIM」を提供しているが、当然ながら追加で料金がかかる。JALモバイル powered by ahamoなら、追加料金なしで30GBをデータローミングにも利用できるため、この点は大きな強みといえる。
JALモバイル powered by ahamoは、MNOのドコモ回線を利用できることも大きな違いだ。JALモバイル powered by IIJmioではドコモ回線とau回線を選べるとはいえ、MVNOはいまだお昼時につながりにくい傾向にあり、ドコモの通信がしっかりつながる環境なら、JALモバイル powered by ahamoの方が快適に通信できるだろう。
JALモバイル powered by ahamoでは、毎月の利用料金に応じてdポイントもたまるので、マイルとdポイントの両取りが可能になる。dカードやd払いなどを使っており、dポイント経済圏で買い物をすることが多い人にも向いている。
日本航空 執行役員 マイレージ・ライフスタイル事業本部長の西田真吾氏は、JALモバイルユーザーから「大手キャリアの通信品質が欲しい」「海外でも追加料金なしで利用したい」という要望が挙がっていたことを明かす。これら2つの利点をJALモバイル powered by ahamoの特徴に打ち出している。
毎月のデータ通信が20〜30GBで、海外への渡航が多い人は、JALモバイル powered by ahamoの方がお得といえる。月額1980円で80GBを追加できる「大盛りオプション」も利用できるので、100GB前後のデータ容量が欲しい人にも向いている。一方、毎月のデータ通信が10GB前後で、海外への渡航がほとんどないという人や、コツコツマイルをためたい人は、JALモバイル powered by IIJmioが向いている。毎月のデータ容量と海外渡航の有無、マイルのためやすさで判断するといいだろう。
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