「Pixel 11 Pro/Pro XL」は8月20日発売で直販価格17万4800円から 画面を伏せたまま着信相手を判別する機能も搭載
Googleがかねて発表を予告していたPixel 11シリーズを正式発表した。この記事では、ストレートボディーのProモデルの概要をお伝えする。
Googleは8月12日、新型スマートフォン「Google Pixel 11 Pro」「Google Pixel 11 Pro XL」を発表した。Google Store(オンライン/東京都渋谷区の実店舗)では8月20日の発売(着荷開始)を予定しており、販売価格は以下の通りとなる。
- Pixel 11 Pro
- 12GBメモリ/256GBストレージ:17万4800円
- 16GBメモリ/512GBストレージ:19万4800円
- 16GBメモリ/1TBストレージ:23万4800円
- Pixel 11 Pro XL
- 12GBメモリ/256GBストレージ:20万7900円
- 16GBメモリ/512GBストレージ:22万7800円
- 16GBメモリ/1TBストレージ:26万7800円
なお、両モデルはNTTドコモ、au(KDDI/沖縄セルラー電話)、ソフトバンク、楽天モバイル、および主な家電量販店(エディオン/ビックカメラ/ヤマダデンキ/ヨドバシカメラ)のECサイトや一部の店舗でも取り扱う予定だが、販売する構成やカラーは事業者によって異なる場合がある。
Pixel 11 Pro/Pro XLの概要
Pixel 11 ProとPixel 11 Pro XLは、GoogleのオリジナルAndroidスマートフォン「Google Pixel」の第11世代の上位製品という位置付けだ。
メインストリームモデルの「Google Pixel 11」よりも強力なアウトカメラとインカメラを搭載した他、アウトカメラの近隣にあるLEDライトをマルチカラーの「HiLight(ハイライト)」に変更することで情報の確認をしやすくしている。一方で、ここ数世代のProモデルが装備していた温度センサーは搭載していない。日本向けモデルについては、おサイフケータイ(モバイルFeliCa)にも対応している。
プロセッサ(SoC)は自社設計の「Google Tensor G6」で、前世代(Tensor Tensor G5)比でメモリ帯域幅は約2倍、TPU(Tensor Processing Unit)のピーク性能は最大1.5倍、CPUの電力効率は最大20%改善し、オンデバイスAIの処理も高速化している。ISP(Image Signal Processor)にもアップデートが施されている。
セキュリティチップも自社開発で、約5年ぶりの新型となる「Google Titan M3」を搭載する。Tensor G6との連携でデバイスのブートプロセスに耐量子暗号機能を組み込むことで、起動時点から高いセキュリティを確保可能だ。
メモリとストレージの容量は「12GB/256GB」「16GB/512GB」「16GB/1TB」の3種類を用意しており、512GB/1TBストレージについては、読み書きの効率を改善した「Zoned UFS(ZUFS)」モジュールを搭載している。microSDメモリーカードの搭載には対応していない。OSは「Android 17」をプリインストールし、発売日から7年間のアップデート保証を付帯している。
ディスプレイはPixel 11 Proが6.3型(1280×2856ピクセル)、Pixel 11 Pro XLが6.8型(1344×2992ピクセル)のSuper Actuaディスプレイ(LTPO基板の有機ELパネル)を採用している。サイズと解像度以外の仕様は両者共通で、リフレッシュレートは1〜120Hzの可変式、ピーク輝度は3600ニト(HDRコンテンツ表示時は2400ニト)、24bitカラー(最大約1600万色)表示に対応している。画面と背面のガラスはCorningの「Gorilla Glass Victus 2」だ。
アウトカメラは「広角(メイン:5000万画素/F1.68/画角82度)」「超広角(4800万画素/F1.7/画角123度)」「5倍望遠(4800万画素/F2.8/画角23度)」のトリプル構成で、先代の「Pixel 10 Pro」「Pixel 10 Pro XL」と比べて広角カメラと望遠カメラの性能が向上している。
カメラとSoCの性能向上に伴って、AIを活用した「超解像ズーム Pro」の最大倍率も“120倍”へと引き上げられた。また、「夜景モード」の撮影に必要な時間も短縮され、最大4.5倍高速になった。動画撮影の手ブレ補正もより精緻になっている。
インカメラは4200万画素(AF対応)/F2.2/画角103度のシングル構成で、こちらは先代のスペックを引き継いでいる。
画面サイズが同じPixel 11(左)とPixel 11 Pro(右)を比べると、少し斜め振りで見てもカメラバーの出っ張りの高さに差がある。実はPixel 11はカメラバーの高さが従来よりも抑制されており、これに伴いPixel 11とPixel 11 Proで保護ケースを共用できなくなった
Pixel 11シリーズのProモデルの特徴であるHiLightは、背面のLEDライトを多色化した上で、画面を見なくても特定のユーザー(グループ)からの着信を確認可能だ。
発売時は、標準の「電話」アプリによる通話着信時のみ利用可能だが、今後のソフトウェア更新によって「Google メッセージ」を始めとする他のアプリにも対応するようにする方針だという。
モバイルネットワークは5G(Sub6)/LTE/W-CDMA/GSMに対応しており、国内では主要4事業者の利用している主な周波数帯(バンド)をカバーしている。SIMはnanoSIMカードとeSIMに対応しており、最大2回線の同時待ち受けも可能だ。ワイヤレス通信はWi-Fi 7とBluetooth 6.0に対応する。
外部接続ポートはUSB 3.2 Gen 2 Type-Cで、USB PD(Power Delivery)による急速充電(※1)と、DisplayPort Alternate Modeによる映像出力にも対応している。ワイヤレス充電はQi 2.2(最大25W)に対応している。
(※1)Pixel 11 Proは最大30W、Pixel 11 Proは最大45Wの急速充電が可能(いずれもPPSに対応)
ボディーカラーはCanyon(キャニオン:新色)、Fog(フォグ)、Olive(オリーブ)、Obsidian(オブシディアン)の4種類で、IP68等級の防塵(じん)/防水性能を有する。サイズと重量は以下の通りだ。
- Pixel 11 Pro:約71.9(幅)×152.7(高さ)×8.4(厚さ)mm/約204g
- Pixel 11 Pro XL:約76.5(幅)×162.7(高さ)×8.5(厚さ)mm/約226g
純正アクセサリーの価格
Pixel 11 Pro/Pro XL用アクセサリーとして、Googleはシリコンケースとクリアケースを発売する。Google Storeにおける販売価格は、各機種/各ケース共に7920円だ。
発売記念キャンペーン(Google Store)
Google Storeでは、9月4日までにPixel 11 Pro/Pro XLを購入するとスマートフォンの下取り額を2万円以上引き上げるキャンペーンを実施する。
「Google Pixel 9 Pro」または「Google Pixel 9 Pro」を下取りに出した場合、キャンペーンを適用することで購入金額のうち最大8万1700円を払い戻す。また、購入機種に応じて最大4万9900円分のGoogle Store ポイントも贈呈する(ポイントは次回以降の買い物で利用可)。
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