「Suicaカード」から順次ペンギンが消える“先祖返り”が発生 Android向け「モバイルSuica」では既にいない:Mobile Weekly Top10
JR東日本の「Suicaカード」から「Suicaのペンギン」が順次消えることになりました。実は、Android向け「モバイルSuica」のバーチャル券面では、既にSuicaのペンギンがいなくなっているんですよ……。
ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2026年8月27日〜9月2日ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2026年8月27日から9月2日までの7日間について集計し、まとめました。
今回のアクセス数の1位は、東日本旅客鉄道(JR東日本)の「Suicaカード」から「Suicaのペンギン」が順次消えることを伝えた話題でした。
既報の通り、Suicaのペンギンは2027年3月をもってSuicaのキャラクターから“卒業”をします。Suicaのペンギンは元来、Suicaのキャラクターではなく、原作が存在することから、ある意味では原作者にキャラクターを“返す”側面もあるのだと思われます。
Suicaは登場当初、「定期券用カード」と「SF(前払い運賃)専用カード(Suicaイオカード)」に分かれていました。この頃、Suicaのペンギンは公式キャラクターではなかったため、券面に印字されていませんでした。
その後の2004年、物販利用にも対応する「Suica電子マネー」のサービスが始まりました。それに伴い、物販利用にも対応するカードにはSuicaのペンギンとSuica電子マネーロゴが追加されました(※1)。
(※1)主に法的な都合から、Suica電子マネーロゴのないSuica定期券/SuicaイオカードはSuica電子マネーを利用できない(無償で対応カードへの交換が可能)
2007年からは定期券用カードとSF専用カードが“統合”され「Suicaカード」となり、SF専用ながらも記名式の「My Suica」が登場し、小児(小学生)運賃の適用も可能となりました(※2)。2008年頃になると、SuicaのペンギンとSuica電子マネーロゴの位置が変わったSuicaカードが流通するようになり、現在に至っています。余談ですが、2004〜2007年のカードと、2008年以降のカードではSuicaのペンギンの顔の向きが違います。
(※2)SuicaイオカードはMy Suica(またはSuica定期券)として利用できない(無償で現行のSuicaカードに交換可能)
今後生産されるSuicaカードからはSuicaのペンギンが消えることになりましたが、それは視点を変えるとSuicaの“原点回帰”ともいえます。2001年のサービス開始当初にSuica定期券を使っていた私からすると、(Suica電子マネーのロゴがあるのはさておき)かえって懐かしさを感じてしまいます。
なお、おサイフケータイ(Androidスマートフォン/Wear OSデバイス)向けの「モバイルSuica」と、Apple Pay(iPhone/Apple Watch)向けの「Suica」でもバーチャル券面が設定されているのですが、標準の券面を見るとモバイルSuicaでは既にペンギンがいません。一方、Apple PayのSuicaでは現時点でペンギンが残っています。個人的な予想ですが、Apple PayはOSとの結びつきがより“強固”なので、OSのアップデート(バージョンアップ)のタイミングで券面変更がなされるのではないかと思われます。
そういえば、そろそろSuicaの新しいキャラクターの候補が出てくる頃合いだと思われます。どんな候補が出てくるのか、楽しみです。
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