Nothingが新フラグシップ「Headphone (1) Pro」を発売、トリプルドライバー搭載で6万4800円
Nothingは、オーディオ製品の新たなフラグシップモデル「Headphone (1) Pro」を6万4800円で9月29日に発売する。強化ガラスやチタンなどの先進素材を採用し、40mmダイナミックドライバーやxMEMSツイーターなどで構成されるトリプルドライバーアーキテクチャを搭載している。最大-46dBのアクティブノイズキャンセリング性能や原音再生を実現する「Flat EQ」ボタン、最長68時間の連続再生時間を備え、高音質な音響体験を提供する。
Nothingがオーディオ製品の新しいフラグシップモデル「Headphone (1) Pro」を9月29日に発表した。価格は6万4800円だ。カラーはブラックとホワイトの2色だ。
Headphone (1) Proは洗練されたデザインと厳選素材を採用し、フレームにはアルミニウムを使用する。イヤーカップには強化ガラスを取り入れ、内部構造が透けて見えるシースルーデザインに仕上げた。表面はひんやりとした質感と適度な厚みを感じさせる。
アーム部分にはチタン素材を採用し、アーム単体で45%の軽量化に成功した。重量は前モデル「Headphone (1)」から2g軽くなっている。
先代より50%柔らかいクッション素材を採用
長時間装着しても快適性を保てるよう工夫した。イヤークッションにはHeadphone (1)より50%以上柔らかいクッション素材を採用し、表皮はPUレザーとナイロン生地の二重構造だ。クッション芯にはシリコン製遮音隔壁を配置して遮音性を高めた。アーム調整範囲は11mmから169mmだ。頭部クッションは厚みを12%増し、幅を10%広くして確実なホールド感を目指した。
音響構造にはトリプルドライバーアーキテクチャを搭載する。
全域をカバーする40mmダイナミックドライバー、音の解像感を補う高精度ダイナミックドライバー、超高音域を担う「xMEMS」ツイーターの3つのドライバーを組み合わせている。密閉度の高いイヤーカップ内に3つのポジションで立体的に配置して緻密なサウンドを構築する。
ハイレゾ音源にも対応しており、ワイヤレス接続では「LDAC」をサポートし、最大990kbpsおよび96kHz/24bitの伝送を可能にする。有線接続では付属のUSB Type-Cケーブル使用時に最大192kHz/24bit、付属の3.5mmオーディオケーブル使用時に最大96kHz/24bitの再生に対応する。
スタジオ品質の原音再生が可能 ノイキャン機能も大きく進化
本体内側には、原音に近い音を再生できるモードを起動する「Flat EQ」ボタンを搭載する。有効にすると音の補正や加工を抑え、フラットな音質を提供する。有効時はイコライザーや外音取り込みが自動停止する。
サウンドチューニングはNothingがイギリスのレコーディングスタジオ「Metropolis Studios」のエンジニアと共同で実施した。原音に近い音声を求める用途に適しているそうだ。先述したFlat EQ(フラットな音)の基準を決定することが主な目的となっている。
アクティブノイズキャンセリング性能は最大-46dBまで向上。前モデルの-42dBからカバー面積比で約40%改善したという。合計10基のマイク(片側5基)を配置し、AIを活用した4マイク環境適応型ノイズキャンセリング機能を備え、ビームフォーミング技術と3000万通り以上の騒音シナリオに対応する。二重構造生地とシリコン隔壁が騒音侵入を防ぐ。
空間オーディオの再生が可能で、首の動きに合わせて聞こえ方が変化する。プリセットとしてスタンダード、Metropolis スタジオB、ライブハウス、クラブ、コンサートホールの5種類を用意する。
操作部には物理キーを採用する。ローラーで音量調整や再生一時停止、ノイズキャンセリング切り替えを行う。パドル操作で曲送り曲戻し、早送り巻き戻し、通話拒否を行う。専用ボタンも備える。
付属ケースはハードシェル構造でハンドバッグ風の形状だ。Headphone (1) Proのブラックもホワイトもホワイト色のケースが付属する。ストラップホールを備え、付属のヒモやショルダーストラップを取り付けられる。
連続再生時間はノイズキャンセリングオフで最長68時間、オンで最長30時間だ。通信規格はBluetooth 6.1と「Auracast」に対応する。
この他、防塵(じん)・防滴の等級はIP52となっており、水しぶきや汗程度であれば耐えられる。
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