富士ソフトからpovo2.0を組み込んだeSIM対応モバイルルーター 10GB/365日間、基本料0円
富士ソフトは、KDDIの「povo2.0」を組み込んだ通信サービス「+F ConnectIN povo」に対応するモバイルルーターを発売した。10GB(365日間)のデータ容量と公衆Wi-Fiサービス1年分が付く。
富士ソフトは10月20日、eSIM対応の4Gモバイルルーター「+F FS045W」に、個人向けモバイル通信サービス「ConnectIN povo」を組み合わせたモデルを発売した。KDDIとKDDI Digital Lifeとの連携によるもので、購入者はau回線を使う「povo2.0」の10GB(365日間)のデータ容量と、ワイヤ・アンド・ワイヤレスの公衆Wi-Fiサービス「ギガぞうWi-Fi」を1年間利用できる他、後からpovo2.0の「トッピング」を購入して都度利用できる。
ConnectIN povoは、さまざまなデバイスにpovo2.0を組み込んだ個人向けの通信サービスで、これまではモバイルPCに組み込んだモデルを提供してきた。
利用者は専用ポータルサイトでFS045WへのeSIM開通手続きを行うと、すぐに10GBのデータ容量を使える。データ容量を使い切った後は、povo2.0のトッピングとして必要な分を追加購入できる。基本料は0円で、使わない期間の通信費を抑えられる。ただし、povo2.0はオンライン専用で、180日を超えて継続利用するには一定の条件がある。データ容量がない状態での通信速度は最大128kbpsとなる。
KDDIは「スマートフォン以外の通信手段を低コストで持ちたい」「離れて暮らす家族のデータ消費量を確認し、見守りに役立てたい」といった要望を受け、対象製品にモバイルルーターを加えたという。
富士ソフトは、出張やイベントで一時的に使う回線や、災害に備える予備回線では、利用頻度が低くても固定費がかかる点が課題だったと説明している。モバイル通信機器の開発で培ったeSIMや通信制御の知見を生かし、端末と通信サービスを組み合わせて提供することで、導入から利用開始までを分かりやすくしたという。
FS045Wは、eSIMに対応したSIMロックフリーの4Gモバイルルーターで、据え置きや壁掛けで設置できる。海外での利用や、デュアルSIMによる回線の使い分けにも対応する。バッテリーなしでの稼働や異常発熱の検知機能を備え、長時間の常時運用を想定している。
付属するギガぞうWi-Fiは、全国10万カ所以上のWi-Fiスポットで使える公衆Wi-Fiサービスで、手持ちのPCやスマートフォンでも利用できる。VPNによる通信保護機能を備え、モバイル回線のデータ通信量を抑えながらインターネットを利用できるという。
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