Android XR本格搭載「XREAL AURA」、11月2日から日本で予約開始 Geminiをグラス内で利用可
GoogleとXREALは、Android XRを搭載した有線XRグラス「XREAL AURA」を発表した。演算処理を行うコンピュートパックを有線接続することで、グラス本体は約95g未満の軽量設計を実現している。米国などで注文受付が始まっており、日本では11月2日から受付を開始する。
GoogleとXREALは、新プラットフォーム「Android XR」を搭載した有線接続型のXRグラス「XREAL AURA」の詳細を案内している。米国、カナダ、韓国では同日より注文を受け付けており、日本国内では11月2日に予約注文受付を始め、11月下旬より順次発送予定となっている(各種予約パス購入者には一般予約に先立ち優先発送)。価格は1099米ドルからだ。
国内におけるメモリ・ストレージの構成、価格、販路は次の通り。国内向けは12GB+256GBモデル(22万9800円)と、16GB+512GBモデル(26万9800円) の2モデルから選べる。フレームサイズについても、装着者の瞳孔間距離(IPD)に合わせて Mサイズ(60〜66mm) と Lサイズ(66〜72mm) の2種類から選択が可能だ。
販売はXREAL公式オンラインショップのほか、国内通信キャリア各社および全国の取扱量販店にて行い、各店舗での店頭展示時期や取り扱いモデル、予約スケジュール等の詳細については各社およびXREAL公式サイトより順次発表される見通しだ。
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AURAは、シースルー構造の透明レンズを採用し、肉眼で周囲の現実世界を見渡しながら、視野の中に空間コンテンツを重ねて投写できるXRグラスだ。視野角は70度を確保しており、空間対応アプリや2Dアプリを複数並べて同時に利用できる。Android XRに組み込まれたAI機能「Gemini」により、ユーザーが現実世界やスクリーン上で見ている対象を認識し、自然な音声会話を通じてさまざまな操作や作業の支援を受けられる。
グラス本体の重量は約95g未満に抑えた。バッテリーやプロセッサといった高負荷の処理系を別体の携帯型「コンピュートパック」に集約し、ケーブルで有線接続する構成を取るためだ。プロセッサにはQualcommのSnapdragon Reality Eliteを初採用し、高い処理能力と長時間の快適な装着性を両立させた。Google Play経由でXR向けに最適化された150以上のアプリをはじめとする各種Androidアプリが動作する。
PCの画面も空間に拡張できるワークスペース機能
作業領域としての機能も強化。Webブラウザやドキュメント、音楽アプリなどをユーザーの周囲に自由なサイズで配置できる。Bluetooth接続のキーボードやマウスを組み合わせられる他、コンピュートパック自体をトラックパッドとして操作可能だ。
映像出力対応のUSB Type-CケーブルでノートPCと接続すれば、「Wired Mirroring」によってPC画面を仮想ウィンドウとして空間内に表示できる。専用ソフトをPCに導入する必要はなく、Android XRのアプリと並べて作業を行える。表示内容は装着者にしか見えないという。
GeminiはノートPCの画面を含む視野全体を把握できるため、散らかったウィンドウの整理や、閲覧中の資料に基づいたアイデア出しなどを指示できる。視界を共有することで、室内や画面上のどこに注目すべきかをハイライト表示する機能も備える。
3D映像体験やゲームプレイにも対応
エンターテインメント面では、YouTubeやGoogle TVなどのストリーミングサービスを大画面で鑑賞できる。レンズの透過度を落として周囲の視界を暗転させる電子調光機能を備え、人が視界に入ると即座に透明へ復帰する仕組みを導入した。空間ビュー機能により、一般的な写真や動画、ゲームをワンタップで3D表示に変換できる他、移動時に視界の隅へ画面を縮小退避させる「ウィンドウフォローモード」も備える。
ゲーム用途では、Google Playのモバイルゲームや、PCや携帯ゲーム機からの映像取り込みに対応する。XR専用に作られたゲームでは手の動きを使ったダイレクトな操作が可能だ。プレイ中に攻略法が分からなくなった場合でも、コントローラーを置かずにGeminiへ質問して次の行動についてアドバイスを受けられる。
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