Weekly ITmedia +D Top10：女子のバッグとデジモノの関係

　今週のランキング1位は、ヤフオクで中古のDS Liteに“自分”をおまけとして出品した男性を取り上げた記事。2位と3位には1月16日より発売予定のモバイルノートPC「VAIO type P」の記事が続けてランクインした。

　さて、入社して9カ月の乙女は先日、癒しを求めて行ったマッサージ屋で「50代男性の肩をしている……」と衝撃の告白をされた。気づかぬうちにすっかり女子オーラが消えうせていた乙女だが、まさかオッサン化までしているとは思いもよらずそれなりにショックを受けている。あぁ……なんという23歳、オッサン乙女。こんなオッサン乙女でも、一応女子の端くれとして、最近ひしひしと感じることがある。“女子に優しいデジモノが増えてきている”ということだ。

　1番のポイントとなる点は、小型化の進むサイズ感。例えば、今週ランクインした記事のうち半数を占めたVAIO type Pが挙げられる。ジーパンのポケットに実機を入れた広告が話題になったモデルだが、本体サイズは245（幅）×120（奥行き）×19.8（厚さ）ミリ、重さは588グラム（最小構成モデル）と実際に小型軽量な仕上がり。これまでのNetbookとは異なる、発熱量の少ないプラットフォーム「Menlow」を採用し、冷却用のファンを取り払ったことでこのサイズが実現したという。

　か弱き乙女にとってもペットボトルと同程度の重さなら負担になることはないし、あの横長の形状が服装によってカバンを選ぶ女子に優しい。だって、女子がよく小脇に抱えている、ハンドバッグともショルダーバッグともつかない横長で小さなバッグにきれいに収まりそうじゃないか。

　小さめバッグといえば、私事だが乙女も370×170ミリ程度の横長で小さめのバッグを持っている。仕事用ではなく、休日や、ちょっとかっちりした服装が必要な際に活躍するバッグだ。

　休日もミニノートくらい持ち歩ければいいと思うのだが、財布や化粧ポーチなどに加えて、Netbookまで入れるとバッグからPCがはみ出してしまう。……うーん持ちにくい、そして恥ずかしい。まあ、そんな小さいバッグに物をたくさん入れている乙女が悪いのだが、VAIO type Pの横長ボディであればこの問題は解決しそうだ。思えば、VAIOのホームページに掲載されたティザー広告でも女性がクラッチバッグから同モデルを思わす封筒を取り出していたじゃないか。機会があったら試してみたい。

　PCだけではない。最近購入したパナソニックのデジタル一眼「DMC-G1」も女子に優しい。デジタルカメラの新規格「マイクロフォーサーズ」を採用した第1号機で、取り扱いが簡単かつ、コンパクトなそのサイズ感が女子にマッチしている……気がする。（関連記事：“高画質スリム一眼”を実現する新規格「マイクロフォーサーズ」とは）

　うれしきことにこのモデルも、上記の横長小さめバッグにすっぽり入る。当初は「デジタル一眼だし、入れるのは無理かなぁ……」と思っていたが、押し込んでみたところきれいに収まり、一緒に入れた化粧ポーチや長財布も簡単に飲み込んだ。フォーマルな場所に出かけたときも、バッグにぽいっと入れて簡単に持って行くことができたため、荷物が増えるおっくうさを感じることなく楽しく写真が撮れた。

　バッグを選ばず持ち歩けるこれらの製品。こういった女子に優しい軽くて小型のデジモノが増えれば、乙女の五十肩が治る日もくるかもしれない。