News | 2001年4月13日 09:03 PM 更新 |
そんな中,NTT-PCのInfosphereが,フレッツ・ISDNで行っている「Biz IP」というSOHO向けのサービスをフレッツ・ADSLでも行うと発表した。この「Biz ADSL」では,IPアドレス1個で7800円,8個(実際に利用できるのは5個)で1万2800円と(通常の感覚では高いと思うだろうが)破格の値付けだ。
前述の使い方ならば,IPアドレスは1個あれば十分なため,現在Biz ADSL1へと変更することを検討している(とはいえSOHOユーザーならBiz ADSL8は,かなりいいサービスだと思う)。
ほとんどの一般ユーザーにとって,この価格は非常に高く,あまり意味のないものに感じられるかもしれない。自分と仲間だけがアクセスするだけなら,動的に割り当てられたIPアドレスをルータや接続しているPCから読み出し,それを自動的にFTPサーバで無料Webサイトにアップロードするツール(「2001'フレッツアイの友」)を使えば,もっと安価にサーバを作ることも可能だ。
各種アプリケーションの詳しい活用の方法は,今後の連載で記していきたいと思うが,せっかくの常時接続。サーバを動かして活用の幅を広げる方法を,いろいろと考えてみてはいかがだろう。ADSLのアップロード速度は遅いとされているが,それでも実効速度で430Kbpsぐらいの速度がわが家では出ている。これだけの帯域があれば,フレッツ・ISDNのときよりも応用範囲が広がるというものだ。
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