News | 2003年1月14日 11:59 PM 更新 |
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1月8日に行われた記者会見では、ソニーが昨年12月に吸収合併したアイワの今後のビジネス展開が語られた。アイワビジネスセンターのプレジデントに就任した平内優氏は「アイワブランドではソニーブランドではできなかった“やんちゃ”な商品に取り組みたい」と語る。
“やんちゃ”な商品の例として、口紅サイズのデジカメやUSB接続の5.1チャンネルサラウンドシステム、シンプル機能のHDDレコーダなどを記事内では紹介したが、平内氏は記者会見後の雑談の中で、このほかにもいくつか具体例を語ってくれた。そんな“平内語録”を抜粋してみた。
「プレイステーション2のように、中身がほとんどPCでもPCとして売っていない商品がある。アイワではそんな商品も手掛けてみたい。例えば、デジカメの画像を利用するのに、わざわざPCを立ち上げなくても済むような商品とかね」
「ソニーが取り組んでいない分野、例えば“教育”や“健康”の分野での商品もありえなくはない。アイワブランドが狙う年齢層は、当面は若い世代が中心となるが、シルバー世代への商品展開も面白そうだ」
「ソニーブランドではほとんどやらなかったアイドルやタレントを使ったPR展開も、アイワブランドでは積極的に行いたい」。
「アイワが出すデジカメはスペック以外で付加価値がある商品を目指す。例えば、ダイエットのために自分の姿を撮影していくダイエットコントロール専用デジカメなんてのもアリ。また、女性が大好きなバッグのブランドの小さなケースにいれて販売したり、有名なジーンズのブランドや化粧品メーカーとのタイアップ商品なども、ソニーでは無理だったがアイワなら可能」
[西坂真人, ITmedia]
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