News 2003年3月10日 11:59 PM 更新

News Weekly Access Top10(2003年3月2日−2003年3月8日)
話題の「Blu-ray Discレコーダ」を見てきました

話題のソニー「Blu-ray Discレコーダ」関連記事が数多くランクイン。さっそく、銀座ソニービルで実物を見てきた

News Weekly Top10 3月2日〜3月8日
1位 ソニーのBlu-rayレコーダをめぐる「謎」
2位 “未来のWindows”の姿が見えてきた
3位 DVDコピーツール作者の少年、再び法廷へ
4位 英語の「乱れ」はケータイのせい?
5位 次期Windows「Longhorn」、ネットに流出
6位 音楽業界に喝を入れる「DVDミュージック」の正体
7位 “偉大なGoogle”が生み出す懸念
8位 ソニー、Blu-ray Discレコーダのすべてを語る
9位 ソニー、世界初のBlu-rayレコーダを4月発売
10位 有機ELディスプレイが“ようやく”本格船出

Weekly Top10 先週のTop10には、ソニーが3月3日に突然発表した世界初のBlu-ray Discレコーダに関する記事が数多くランクインした。

 このような“期待の大型商品”の発表にあたって、ニュースリリースのみで発表会を開催しなかったソニーの真意は測りかねる(1位の記事を参照)が、いずれにしても4月10日の発売までに一度は見ておきたいもの。さっそく、東京・銀座のソニービルを訪ねた。

 ソニービルは、現在ショールームの改装工事中。普段なら1−6階まであるショールームのうち、1階と4階しか開放していない。しかも1階はVAIOの展示が中心となっているので、4階にそのほかのソニー製品すべてが集まっており、少々雑然としている。

 その4階フロアに、ありました。話題のBlu-ray Discレコーダが。


話題のBlu-ray Discレコーダ「BDZ-S77」

 ソニービル広報によると、すでに多くのユーザーがBlu-ray Discレコーダ目当てに4階ショールームを訪れているという。ユーザー層は、30代後半以上の男性が中心だったとか。どんな質問が多かったのだろうか。


Blu-ray Discレコーダは2台展示。50インチのプラズマVEGAと36インチのブラウン管VEGAで高画質なハイビジョン映像をチェックすることができる。係員に断れば、操作も可能


 「記録型DVDの各フォーマットへの対応、特にDVD-RAMの読み書きはできるのかという質問が多かった。また、地上波デジタルへの対応や、DVテープからBlu-ray Discへダビングした時の画質、HDDを搭載しているのかといった質問もあった」(ソニービル広報)。


 実は、4階フロアも3月17日から改装工事が始まってしまうとのこと。それ以降は、4月4日に予定されているリニューアルオープンまで、ショールームは1階のみとなる。「1階はVAIO専用で、それほどスペースもない。4階に展示してある商品を1階に移動することは、今のところ考えていない」(ソニービル広報)。

 それって、Blu-ray Discレコーダが見られるのは今週末の土日までということ?

 「これは大変だ。さっそく読者に知らせなければ!」。急いで速報記事を書いていたところ、夕方ごろになって編集部にソニービル広報から電話が……。

 「Blu-ray Discレコーダは話題の多い注目商品なので、4階の改装工事後も、ソニービルのどこかに引き続き展示することに“ほぼ”決まりました」。

 “ほぼ”という部分が気になる人、もしくは一刻も早く実物を見たい人は、今週中にソニービルを訪れたほうがいいだろう。なお改装工事を行っていない大阪・心斎橋のソニータワーでは、確実にBlu-ray Discレコーダに会えますので、関西圏の人はご安心あれ。

[西坂真人, ITmedia]

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