Oracle 10g用の初のパッチ、6月リリースへ
米Oracleは、グリッド対応データベース「Oracle 10g」用の初のパッチを6月にリリースする計画だ。同社幹部は4月7日、このパッチリリースによって同社顧客の10gへの移行が加速するとの見通しを明らかにした。
カリフォルニア州サンノゼで開催のClusterWorldの基調講演の後、インタビューに応じたOracleデータベース/サーバ技術担当上級副社長のアンドリュー・メンデルソーン氏は、現在のところ、10gを本番利用中の最大のユーザーはOracle自身だが、この製品はUNIX版とLinux版が1月に、Windows版は3月に出荷開始されたばかりだと語った。同氏は現状のOracleユーザーの10gへのアップグレード率は明らかにしなかったが、6月に予定されているパッチのリリースによって移行が進むはずだとしている。
「当社顧客(のアップグレード)には2カ月ほどかかる」と同氏。
メンデルソーン氏によると、Oracleは、データーベースの顧客数を10万~20万と推定。およそ45%が、10gの一つ前に登場した9iを使用しており、それ以外は、9iより前のバージョンを使用しているという。「当社は、多くの顧客が10gに直接移行すると考えている」と同氏。
Oracleは10gの特徴としてグリッドコンピューティングのサポートを前面に押し出しているが、このバージョンでは、自己管理機能も売りとなっている。顧客が10gにアップグレードを始める際、最も人気を博すのは自己管理機能で、顧客サイトのグリッド化には時間がかかるだろうとメンデルソーン氏。「当社インストールベースの大半がグリッド環境に移行するまでには時間がかかる。何年もかかるだろう」と同氏は説明した。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
3
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
4
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
5
auメールで朝から障害 全国で利用しづらい状況に
-
6
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
7
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
8
GMO不正アクセスの犯人サイト、ドメイン停止を確認
-
9
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
10
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR