イー・アクセス、通期で黒字を達成。04年度は累損を一掃予定
イー・アクセスは、2004年度3月期(2003年4月~2004年4月)の決算を発表した。これまで発表されていた決算予想の通り、23.6億円の純益を達成した。
詳細は、売上げは381.4億円(前年比178.8億円増、以下同じ)、営業利益は41.4億円億円(84.9億円増)、経常利益は27.2億円(80.2億円増)、当期純利益は23.6億円(79.4億円増)。
2004年3月期決算
黒字化の大きな要因は、会員(売上げ)を増やしつつ、コスト削減に成功したことにある。
会員の獲得では、ダイアルアップユーザへのテレマーケティングなどをISPと共同で展開。さらに家電量販店での販促も積極的に行った。その結果、前年同期比95.4万回線増の149.6万回線に増加した。
コストの削減の施策としては、これまで一部で専用線サービスを用いていた局舎間の接続をすべてダークファイバーで構築したり、1Mbpsサービスの開始により設備の稼働率を向上させたことが挙げられる。これらにより、前年と比較して売上げは178.7億円増(88%)になったものの、コストは81.6億円増(49%増)に収まっている。
さらに、2003年度は黒字を達成したが、2004年度においては累積損失も一掃させる。これは、資本準備金142.3億のうち119.4億円を取り崩して行うもの。また2004年度は、売上げ510億円(128.6億円増)、営業利益60億円(18.6億円)、経常利益50億円(22.8億円)、当期純利益50億円(26.4億円)を見込んでいるとしている。
20040517eac02.jpg,
千本倖生氏 決算発表では、代表取締役社長である千本倖生氏が「高い成長率を維持するとともに利益を確保」「今年度は単黒と累損を解消」「ADSL事業者では世界で初めての黒字化」など「健全な財務体質」を強調。AOLジャパンのISP事業の営業権取得やTD-CDMA(MC)など新規事業を積極的に展開する一方で、確実に利益を確保できることをアピールした。
また「パブリックカンパニーにふさわしい経営の透明性」との方針で、社内取締役が3人の一方で、社外取締役を7人とするあらたな人事を発表。6月29日に開催される株主総会で正式に決定される予定だ。
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
GMO不正アクセスの犯人サイト、ドメイン停止を確認
-
5
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
6
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
7
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
8
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
9
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
10
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR