Weekly Access Top10(2004年7月30日-2004年8月5日)
教師の“デジタルデバイド”をどうするか
今週は、小寺氏の執筆した「イマドキの小学生、そのインターネット事情」がアクセストップとなった。筆者も小学生予備軍(まだ2歳8カ月だが……)の娘を持つ父親として、いろいろ考えさせられる内容だった。
記事にあるように、ネット社会が急速に普及するにつれ、親が子供にパソコンの使い方をどう指導していくかが重要になっていくのは間違いない。だがそれとともに「学校教育の現場でのパソコン指導は、本当に大丈夫なのだろうか?」と危惧したくなる発表が先日あった。
文部科学省が7月27日に発表した「学校における情報教育の実態等に関する調査結果」によると、コンピュータで指導できる教員数は全体の約6割(60.3%)となっている現状が明らかになった。
先生が3人いたら、その中の1人はパソコンの指導が出来ないという現在の教育現場は、小学生のコミュニティににまでネット社会が広がっているという現実から完全に孤立していると言わざるを得ない。しかも「コンピュータで指導できる」というのが、「カリキュラム(指導要領)に沿ったカタチでのみパソコンで教えられる」というレベルでしかないような気がしてならない。
例えば、ネチケットをわきまえた発言の仕方などは、長年パソコン関係に携わってきた我々でも難しいもの。だがこれからは親と共に、先生もそういったことを教えられなければならない。「漢字が書けないのに教師をやっている」ぐらいのレベルにパソコンが到達するのも、遠い将来ではないだろう。
3歳弱とはいえ我が娘もすでにパソコンに興味津々の様子で、父親の部屋に忍び込んではキーボードやマウスをイタズラする。しょうがないので、今はなき蓄積型双方向放送「epサービス」の端末に付いてきたキーボードを与えたところ、お気に入りのオモチャになってしまった。そのキーボードにはTVリモコン機能も備えられているのだが、早速その機能を発見してTVの電源をON/OFFしたりチャンネルを変更してキャッキャと喜んでいる。
今からこれでは、先が思いやられる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
auメールで朝から障害 全国で利用しづらい状況に
-
6
Apple、M6搭載の14インチ「MacBook Pro」発表 AI性能向上、33万9800円から
-
7
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
-
8
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
9
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
10
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR