ADSL伸び鈍化、FTTHが着実に拡大
MM総研は11月4日、2004年度上期ブロードバンド回線シェアの調査結果を発表した。9月末時点までのブロードバンド回線事業者加入者数をまとめ、全体の加入者は1700万件を突破した。
そのうちADSLは1273万9500件。加入者純増数を過去半年ごとに見ると、2003年度上期が220万件、2003年度下期が197万件、2004年度上期が154万件。2003年度上期以来、3期連続で純増ペースが鈍化している。
一方、FTTHは、2004年3月末に114万5300件だった加入者が、今回調査では168万9000件となり、同半年の期間で約1.5倍に拡大した。純増数も、2003年度上期の6万件から、2004年度以降は10万件ペースに近づいている。FTTH市場全体で2004年度末に240万回線程度の普及が見込まれ、2005年度末には460万、2006年度末は720万件に拡大すると予測する。
CATVインターネットは、280万件だった。この半年間で21万件の加入者増となったが、純増ペースでは頭打ち傾向が見られる。
事業者シェアで見ると、ADSLはソフトバンクBBの「Yahoo!BB」が1位(35.2%)、次いでNTT東日本(20.6%)、NTT西日本(16.6%)と続く。FTTHは、NTT東日本が37.4%、NTT西日本が34.5%で、両社を合わせたNTTグループの「Bフレッツ」が7割以上を占める結果となった。
ブロードバンドサービス全体では、今年度末には2000万件弱、来年度末には2520万件に達する見込み。ナローバンドは次第に縮小し、2007年度末のブロードバンド契約件数は3100万件、世帯普及率は6割を超えると予測している。
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