SamsungとMS、フラッシュとHDDを合体させた「ハイブリッドハードディスク」発表
Samsung Electronicsは4月25日、同社のOneNANDフラッシュメモリがMicrosoftがプロトタイプ公開したHybrid Hard Drive(HHD)に使用されていると発表した。HHDはWinHEC 2005で披露された。
HHDは小型のOneNANDをハードディスクアーキテクチャに組み込んだもので、OneNANDの高速な読み書きおよび低消費電力とハードディスクの大容量ストレージの両方の利点を享受できるとしている。ハードディスクは常にディスクを回転させておく必要があるが、フラッシュを併用することでこの問題を解決できるという。MicrosoftとSamsungは2003年末からHHDを共同開発しており、HHDの搭載によりLonghornの高速ブートが可能になるという。
HHDのプロトタイプには1GビットのOneNANDをライトバッファおよびブートバッファとして使用。動作中の多くの時間では、メカニカルドライブはスピンダウンしており、データはフラッシュのライトバッファに書き込まれる。ライトバッファがいっぱいになるとドライブが回転し始め、データがハードディスクに書き込まれるという仕組みだ。
MSのWindowsハードウェアエクスペリエンスグループ、ジェネラルマネジャーのトム・フィリップス氏は「SamsungのHHDプロトタイプの最初のテストでのパフォーマンスには満足している」と話している。また、HHDは構造上、低温で動作し、衝撃に強いという。
HHDはOneNANDを内蔵するためコストは若干上がるが、メンテナンスコストが低くて済むこと、非回転時の消費電力が95%低減されること、ブート時間の短縮、信頼性の向上など、メリットが大きいとSamsungでは話している。
Samsungによれば、HHDを搭載したノートPCは2006年後半に量産出荷開始されるという。
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