ノートPC出荷、初めてデスクトップを上回る見込み
ノートPCの出荷台数は米国で数カ月以内にデスクトップPCを上回る見通しだ。しかしPCの販売が伸びるシーズンへの突入を控え、メーカー各社は依然としてデスクトップPCを製品ラインアップの中心に据えている。
それはDell、Hewlett-Packard(HP)、Gatewayの3社がこのほど発表した家庭/企業向けのデスクトップPC新モデルを見れば明らかだ。これらPCではIntelとAMDのデュアルコアプロセッサ、BTX(balanced technology extended)筐体といった比較的新しい技術を提供している。
過去数年の販売を押し上げてきたPCの買い替えサイクルは、市場全体に占めるノートPCの出荷増大という形で表れている。家庭/企業ユーザーの多くは、Y2K以前の旧式なデスクトップの代替として、パフォーマンスが大幅に強化されたノートPCを選んでいる。
新学期のショッピングシーズンに当たる8月~9月にかけて、米国では恐らくノートPCの出荷台数がデスクトップを上回るだろうと、米NPD Techworldの業界分析ディレクター、スティーブン・ベイカー氏は予想する。米国で月間のノートPC出荷台数がデスクトップをしのぐのはこれが初めてになる。
米国、日本、英国、ドイツなどPC市場が成熟した国では、2台目、3台目のPCを検討する世帯がノートPCの販売を押し上げているとベイカー氏。中心的な存在として高性能デスクトップも手元に置いておきたいが、無線LANや最近のノートPCの性能向上などを考えると、付加的なPCとしてノートPCを追加する方が理にかなっている場合もあると指摘する。
PCメーカー大手3社がこのほど発表したデスクトップの新モデルは10~12月期にも販売される見通しだ。10~12月期にはデスクトップの出荷が盛り返すとベイカー氏は予想。例年、デスクトップは年末商戦では値段が下がるため出荷が伸びるのが通例だという。
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